理由も考えず、よく生きてこられたなって話

HSPの私は
勘がよく鼻がきく
するどい感覚を持っている

だがここ数年、感覚頼りでは
生きられなくなってきた

何のために
誰のために

私にはこの
当たり前のようで
普通にできそうな思考ができない

そんな壁にぶちあたった
話をしよう

＊

仕事をするときに
何を考えているか

振り返ることがあった

私の思考はこうである

・こうなったらどうしよう
・もし上手くいかなかったら

その先の思考には
こんな考えも浮かぶ

・あのときのように怒られる
・周りからの信頼をなくす
・見放されるかもしれない

見ての通り
常にネガティブだ

会社の方針に合わない
会社の毛色に合わなければ
いくらでも端に追いやられる

そんな厳しい現実の中
毎日何を考えているかといえば

いかに失敗しないか
ということだ

誰かが成功した案件を
コピペすればうまくいく

こうして私は
自分の鼻をきかせながら
失敗をうまく逃れ続けてきたし

周りから落胆されない人間を
維持しようとしてきたんだと思う


八方美人って言葉も
似合うだろうし

自立していない人
って感じも似合ってる


(わぁ、ひどい)

ところが先日
あることに気がついた

苦しい

誰かの敷いたレールの上を
ただ歩きつづけること

そして何の成果も残せないこと

これを苦しく感じたのだ

その感情の裏には
もっとこうしたかったという
欲が生まれていて

◯◯ためにすればよかった

と反省した

誰かのコピペは
花の蜜のように甘く
勘のいい私にとっては最高の褒美

しかしそれは
隙を見せているということ

状況次第では
敵に攻撃され
失敗することもあるのだ

だから私には
何でそうするの？
と自問自答して


しっかり言語化してから
行動する必要がある


一度、立ち止まることが
必要なんだ

そんな当たり前のことすら
できないなんてと

また自分を卑下してしまうが

そんな完璧な人間じゃないことくらい
前からわかってた

わかってたけど
それを認めるのが悔しくて
完璧な人間に憧れてたから
失敗もしたくなかったし
先を急いで都合のいい選択をしてきた

そんな自分を認めてあげるのは
まず自分じゃなきゃ

一生このままだ


頭を使え
そして突破しよう
自分の人生なんだから

きっと今とは違う
新しい景色が見れる


今ははっきりとしない
私が生きる意味も
見えてくるはずだ

少しだけポジティブに
なれただろうか？

実はそう思わせてくれた
ある人物がいる

その人が何気なく言った


『もっと良くなるよ』


その言葉が
今、心の支えになっている