今目指している山の頂上は本当に見たい景色か？

山の頂上から見下ろす景色は
素晴らしいが

そこにとどまるのは
間違いであり

そして登る山は
世の中に沢山ある

私は1年前まで
何もかもが順風満帆で
このままずっと楽しいままだと
これからの人生に期待していた

それが一気に崩れ落ちた

家庭は離婚を期に崩壊
精神的苦痛と障害により
仕事も築き上げたポジションはなくなり
会社からの評価もガタ落ち

山の上から見てきた景色は
もう見えなくなっていた

いまは夜空の星を眺めるように
キラキラした周囲の人間を
山の麓から見上げて

登っても登っても
全然近くなった気がしない
むしろ途中で転がり落ちて
また最初から登る

今、そんな状態でいる

でも山から降りて気づいたこともある

同じ山のてっぺんにいたら
それ以上は上がれない

維持することしかできない

だったら
もっと高い山に登って
これまでにいた山を見下ろせばいい

山から転がり落ちたってことは
何か自分にとって
学ばなければならないことが
あるんだと思う

次に登る山はどこなのか？

一度転がり落ちた山を
もう一度登る必要はあるのか？

私にとって
登りたい山はどこなのか？

まだ答えはハッキリとしていないが
選ぶ山は重要だ

1週間が終わった途端
急激に具合が悪くなり
一日中ベッドで横になっていた

目が覚める度
嫌な記憶のフラッシュバックが止まらない

気分転換にごはんを食べたり
動画を見たり
好きなことをしていても
思い出される記憶

山から転がり落ちた
その恐怖はトラウマ級だ

それでも
頂上の景色がみたい

そう思えたら
また同じ山を登ればいいと思う

今、そんなことを考えている

本当に登りたい山を
自分の意思で選ぼう