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あれらはブロマンスと言うのか。私の青春の欠片であった。

バナナフィッシュ、昭和元禄落語心中、地球へ…、エヴァンゲリオン、風と木の詩…。中学、高校の間に触れて私の青春に大きく影響した罪深き作品たち。

恋愛感情ではないが友情を超えた透明な絆のような何かが、とても好きだった。隣り合うパズルピースのようにパチリと魂の形が合っている彼らはとても輝かしい。

私は俗に言うオタク、そして腐女子という一面もある。男性同士や女性同士の恋愛マンガを時々読んでは普段あまり目にしない関係性に、水底から見上げた水面のように心を輝かせる。異性同士の恋愛も芳しくて良いが性を超えた愛の形が織りなすストーリーが余りにも心に響く。

しかしながら世に溢れている所謂「商業BL」はあまり合わなかった。これじゃない、これじゃないんだよなぁ…と思いながら理想の作品を探していたが少し畑を間違えていたようだった。(商業BLの中でも「In These  Words」と「雪と松」は気に入っている)

山本タカトは敬愛する画家の一人だ。以前働いていた時、給料は親に没収されていたがゴネにゴネて画集を買った。要するにこういう世界観が好きなのだ。

ブロマンスとは少し違うかも…

これらの関係…主に男性同士の深い友情はなんと言うのだろうとずっと気になっていたが知る機会があまり無かった。そしてつい先日「ブロマンス」という言葉を知った。小学生の頃からシャーロックホームズや江戸川乱歩の「孤島の鬼」が好きだった私の脳内に新しい単語が追加された。なるほど、これらをブロマンスというのか。

brother(兄弟)+Romance(恋愛)

ブロマンスで検索すると出てくる出てくる、あらゆるブロマンスのオススメ作品が。これはぜひ見たい…映画作品も多くあったのでついネットフリックス等のサブスクに手を伸ばしそうになる。今は1円でも惜しい時期なので我慢するが、パソコンを買ったらまたその辺りも探って、そして自分でも作っていきたいと思っている。

私も一端のオタクで、透明な絆を愛するクリエイターなのだから。

ご一読感謝。

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