半分趣味のデンタルケア
2年ぶりに歯医者へ行ってきた。
虫歯になった親知らずを2本抜歯して以来、虫歯ゼロになったのをいいことに、まったく歯医者に行かなくなっていた。
こんな内容のハガキも確か届いていたが、これを送ってくれた歯医者さんは、引っ越した現在の家からは遠くなってしまった。
無の表情でバキバキッと親知らずを抜いてくれた先生のこと、結構好きだったから通いたい気持ちはあるが、距離的に現実的ではない。さようなら、Dr.ポーカーフェイス。
「そろそろどこか歯医者を探して定期検診してもらわなきゃな…」という思いは常に頭の片隅にあったものの、行動を起こすことなく2年も経ってしまった。
2年も?考えてはいたのに?行動に移せなかった?
どこかで聞いた「明日やろうはバカヤロー」という言葉が聞こえてくる。誰が言った言葉だろう?うるせぇバカヤロー。
虫歯がないとき、歯医者へ足を運ぶことの優先順位がものすごく下がってしまう。なぜなら、歯が痛くないから。(真理)
ただ私には自信があった。私の口腔内の状態は、きっと良い。なぜなら、普段からデンタルケアは結構頑張っているからである。
頑張っているというか、ちょっとした趣味と言えるぐらいデンタルケアが好きなのだ。それをいつか誰かに話したかったので、ドヤ顔で書かせていただく。
私なりのデンタルケア方法
①歯磨き前にフロスから
歯磨きをする前に、まずフロスをする。いわゆる糸ようじというようなものだ。まずはこれで、歯と歯の間に挟まった食べカスや、なんだかよく分からない臭い物質を取り除く。引くぐらい臭いときがあるから、やらなかったらどうなるんだろうと恐ろしくなる。
いろいろ試したが、このY字型のタイプがお気に入り。口に指を突っ込んで頬を引っ張らなくても、ラクに奥歯の方まで届いてくれる素晴らしいデザイン。
なぜグッドデザイン賞受賞のあのGマークが入っていないのだろう。
しかもこのフロスは強い。
なかなかの強敵である奥歯の狭い隙間に入れても、切れたりせず無事に戻ってくる。最近気づいたのだが、パッケージに「洗って繰り返し使える高強度フロス」と書いてある。マジか。今まで1回で捨ててたわ…もったいないことをした。富豪かよ。
今でこそ当たり前にフロスを使っているが、使うようになったのは10年ぐらい前からだろうか。歯医者をしている友人のひと言がキッカケだった。
「最悪、歯磨きしなくてもフロスはしたほうがいい」
彼はそう言っていた。
そんなに大事なのねと、それ以来フロスは欠かさなくなった。その話をしたとき彼はビールを7杯ぐらい飲んでいたけれど、信じている。
軸が付いていない、糸だけのフロスもよく使う。
軸付きに比べると使いにくいかもしれないが、単純にコスパが良い。急いでいないとき、基本的にはこれを使っている。
これのメリットは、コスパと、なんか通な感じがするところ。上級者感?あるやん?知らんけど。
②音波歯ブラシ
音波歯ブラシ?
電動歯ブラシと何が違うの?
使ってるくせに分からないのでGoogleで調べたら、AI先生がいろいろ言ってた。
以下引用
すげー優秀じゃん音波歯ブラシ。
なんか、普通の「電動歯ブラシ」と比べると1分間の振動数も桁違いらしい。
普通の歯ブラシで磨いていても、いっつも歯医者で「磨き残しがけっこうありますね…」みたいに言われてブラッシング指導を受けていたので、もう自分のブラッシングテクニックが信じられなくなったんだ。
それならばもう、文明の力に頼るしかない。というわけで音波歯ブラシとやらに手を出したのだ。
そして使い始めた音波歯ブラシ。これがとても良い。自分で磨いていたときに比べて圧倒的に歯がツルツルになる。それがまあ気持ち良くて、歯磨き後しばらくは舌で歯を舐めまわしている。自然に舌の運動にも繋がって、なんか滑舌良くなったりしそう。小顔効果も期待できるかもしれない。知らんけど。
さらに、音波振動で適度にマッサージされるせいか、歯茎から血が出るようなトラブルもまったくなくなった。歯茎も調子が良くなったのだ。
いいことだらけの音波歯ブラシ、推せる。
③歯間ブラシ
歯間ブラシも色々なメーカーのものがあるが、最近はこのGumのやつがお気に入り。ゴム製なので柔らかくて痛みなく使いやすい。
芯の部分がワイヤーになってるタイプのものを使っていたときは、まあまあの確率で流血していたものだ。
歯磨き後に、さらに歯間ブラシを使って歯と歯の間を磨く。単純に気持ちいいのと、フロスと歯ブラシで足りない部分の汚れが取れるような気がするから、これもほぼ毎日のようにやっている。(泥酔している日以外は)
④仕上げにマウスウォッシュ
①〜③まで終わったら、マウスウォッシュを口に含み20秒ほどぶくぶくやる。歯と歯の間に液体を通すように意識しながらやる。それをペッと吐き出せば、私のデンタルケアは一通り終了だ。
この①〜④を毎日やるようになって、口腔内のトラブルはほとんどなくなった。
ちなみに、歯磨き粉はこちらの2種類を愛用中。
のにお君の隣りのホワイトなんとかってやつは、友達から教えてもらって以来定期的に買っている。気持ち歯が白くなったような気がするような。
ときどきガチの歯石取りも使う。
自分でやるのは、前歯の見えやすいところぐらいだが、パキッと歯石が取れると気持ちE。
そして迎えた2年ぶりの歯科検診
結論から申し上げよう。
歯医者さんにめちゃくちゃ褒められた。
もちろん虫歯もなかった。
クリーニングまでしていただいたのだが、すごく早く終わった。
先生曰く、
「しっかりケアされてるみたいなので歯石もほとんど付いてなくて、あんまりやることなかったです。このまま毎日のケアを続けてください(ニッコリ)」
とのことだった。
100点だ。
これは歯科検診としてはほぼ100点の結果と言えよう。
フロスも歯間ブラシも、毎日使うとなるとちょっとコストは掛かる。しかし、歯の健康維持のためだと思えば、それほど高いものではないと思う。
虫歯になったり、歯周病になったりしたら…
美味しいものが美味しく食べられないじゃないか!歯が命ってのは芸能人だけじゃない、食いしんぼうも歯が命。
こんなサイトがある↓
未来の歯産価値を、今からつくる。
それを投歯と言うらしい。
くっ…うまいこと言いよるな。
デンタルケアより何より、食べ飲み歩きが1番の趣味な私にとって、歯は何よりも大事な資産…もとい歯産だ。その歯産を守る為ならば、やはりセルフケアにもちょっとお金をかけてもいいんじゃないかなーと思う今日この頃。
今は新しく、ジェットウォッシャー(超音波水流で歯間とかキレイにするやつ)が欲しくなっているのだが、サンタさんは43歳児のところにも来てくれるだろうか。
来ないだろうな。
投歯だと思って、パートで稼いだお金で買おうかね。