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【毎日読書感想文】市民と行政がタッグを組む! 生駒市発! 「自治体3.0」のまちづくり (2020/10/16_Vol87)

いやはや、素晴らしい。
生駒市は全自治体のお手本となる自治体ですね。

なんといってもこの、「市民と行政がタッグを組む! 生駒市発! 「自治体3.0」のまちづくり/小紫 雅史 (著)」の著者、市長さんなんですよね。

もう完璧すぎます。
様々なご苦労はもちろんあると思いますが、このような形で全国に指針を示す。

なんだか褒めちぎりのコメントばかりになってしまいましたが、正直

こうだったらいいのにな~

ということを続々と実現し、さらにその先を目指して市長自ら邁進されている。
本当に素晴らしい。

ではその施策の根幹ですが、ある意味シンプル

「市民はお客様ではない」

そうなんです、そうなんですよね。
言葉尻だけ捉えると責任放棄云々という話になりかねませんが
別の言い方だと

市民参加によるポジティブスパイラルをガンガン回す

という事になるかと思います。

例えばこのような流れです。

老いも若きも一緒になってイベントに参加
イベントではワークショップが開催され横のつながりができる
イベントからは協創のアイデアが生まれ続々と実現していく。
自治体のなかでもそういった企画や地域との交流を推奨
ホームページやSNSでも積極的に配信

そしてイベントやワークショップに参加した人は街の満足が高まっていく。

市民がすべて自治体に任せるのでもなく、自治体も市民に隷属するのでもなく、よきパートナーとしてよりよい暮らしに共に貢献していく。

どのようにそんな未来を創っていくのか、そのためのヒントに溢れる一冊です。

俺もぼやいてるばかりじゃだめだ!頑張るぞ!

と、締めようと思いましたがもうちょと。

市長の小紫さんの経歴を拝見すると

生駒市副市長(2011年8月~2015年4月) 全国公募により副市長に就任

とあります。

全国公募で副市長に就任????
と思ったら見つけました。

2011年当時、市政改革のために新たに当選した新市長の施策で見事副市長になったのが小紫さんなのですね。いや~面白い!

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