アフォリズム集〜思考停止と感覚優位は違う
※インスピレーションが沸いたので、アフォリズムに挑戦。文脈はありません。
いままで謎だった。小さな小さな虫の死骸であると思っていたもの。それは古い炬燵敷きのすべり止めだった。プラスチックゴムの粒が劣化して、ホロホロとほぐれ落ちたもの。急増したから謎は解けた。じわじわと変化している内には、正体すらも知らず、間近で見てもただの虫だと思っていたのだ。陰謀=共同謀議と疑う、この私ですら。
人は感性が死にかけたとき、必死になって言葉で補おうとする。
沈黙を保てば人間性がじわじわと回復する。
半端な科学者に神を語られるほど迷惑なことはない。そういう目立ちたがりは、盗用が得意だ。
忘れたのではなく、忘れた振りをしているのではないかと。その考えや言葉を自分のものとしたいがために。
運命に願いをかける者は運命の手足をもいでいる。
考えてはいけない。考えたら遅すぎる。考えないから思い付く。凄いことを伝えたつもりだ。
心のなかで何度もぶん回した言葉は、いざ他人に伝えようとしなくてもすでに伝わっている。
焦ることはない。ただし急ぐ必要はある。
机の上に散らばった物に意味があるとしたら怠惰だ。完成したものが反り立つ力場(りきば)ならば、きっと次の楽しみのために綺麗に片付けるだろう。
昔の預言者は行動による奇跡を起こしたものだ。最近のは口だけだ。
子供の頃、会心のいちげきの確立を操ったことがある。ジェイガンの。
スピードマスターは我らを追い抜かしたあと、どうすれば速く走れるか教えるために戻ってくる。マスターは誰かに技を伝えないとマスターではないので不憫だ。
作品に対し感動に打ち震えるには、先ずは安全圏にいる我が身可愛さを棚に置いておかないといけない。
突然ですが、部屋には爆弾を仕掛けていますと云われて、その場で爆弾を探さないといけないときが来る。たとえ冗談であっても、その意図を知らなければならないからだ。
嘘に勝たせるために真実をちぎって少し混ぜる。パンとスープはよく合わさる。
どんな霊能力者も、マザーテレサの霊視の結果で偽物の判断がつく。そうか、調子が悪かったかい!?そういうときもあるさな。
気付いてほしい違和感を残したとき、それを拾い集めながら君にたどり着ける者が本当の味方だ。気付いてほしくない違和感を残してしまったとき、それを拾い集めながら君にたどり着いた者は、マジ100%面倒くさい奴だ。
神はいつでも他人の罪で訴えられている。
福音による瞬間催眠に私は掛からなかった。ビジネスモデルの勉強中なので。
こんなことは言いたくはないのだけど…、に続く言葉は今か今かと思って発せられる言葉だ。聞いても、あなたが得することはない。
思考停止と感覚優位は違う。凄いことを伝えたつもりだ。
終わりっす。
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