詩)誰もが演じるジュウシマツ

※詩です。もちろん、フィクションです。


安心しなさい

私は推し黙ることをしない

類推させて不安がらせてコントロールするのではなく

明らかに主張している 莫迦丸出しで



君が望めばマザーテレサの人生の答え合わせも余談として語ろう

きっと知りたくも聞きたくもないだろうけど


陰謀論者とされる日常に疲れ 

エビデンスは風として情

リスクを振り返ることもあまりない発言をする

別に報酬があるなら 投資で儲けたなどと惚けて

もっと余裕で動画制作などにも勤しみたいものだ


さてこの度 私は秀才たちの限界をみた

しかし彼等の永き青春を彩るだろう祝福された気力も知っている

彼等は大衆を小馬鹿にし簡単な相関関係を謀るほどに厚顔無恥であったとは思えない

永遠の学級委員である君は何をみた?

お隣の若草が巨人に踏み潰されでもしたか?

この先に勝利がないことを知ったのか?

その着飾るだけの虚しさのコーディネートはなんだ

いつまでも問題を解決しようとさえしない

お前のリーダーシップの消失はその組織の悪の存在証明と見做す


いい大学行って専門家となったあの変わり者もどうした?

本ばかり読んでいたからアダ名はハカセだ

専門家は問題一つに対して解決策を7つとその反論を

10秒もかけずに出すものだ

大学院で他の者にその道を諦めさせた切れ味

軽い心地で押し込んでパチリとなるはずの

正しさの快音が聴こえてこないぞ

そこで言葉を選んでどうする?

分かりやすくするのはコメンテーターであって

君が早口になるのは答えを知っているからであり

熱が入る度に静止されるその姿勢に

パチリ パチリと正しさは鳴るはずだった

少なくとも君を知る者たちの胸の内で

「余のメラ」と言いながら私を陰謀諸共粉々にしてくれれば良かったのだ

その快音を期待した私は夢想家だったのだ

そう 夢想家

期待したエリートの話もどこかで聞き齧っただけのこと

あなたは私の知らない人です

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