詩】「地下帝国」

※これはフィクションです。陰謀論など、ブラックジョークに免疫のない方、現実と妄想の区別できない方は読まないでください。※


バレているにも関わらず
計画は続行しているということは

最終的に責任者が有耶無耶になると
知っているということだ

意味不明な売国は大きな混乱を想定している

どんな事情も言えない犬
少しだけ長生きするために
家族の未来を国ごと売る

嘘吐きが悪法を作り
羊が逆らえないように
メディアは底の知れない黒さをチラ見せする
その黒さの正体は言わずもがな暴力である

異を唱えようとも誰もが人質同然
皆んな茹でガエルのまま
選民思想者の餌食になっている

もっとも怖いのが隠された真実だと証明されるまで
どんな痛みを味わっても
行動を起こさせない させないことだ

中流階級のように気骨のある多数派を
徹底的に税金が痛めつける
内部留保にまで追い詰めた金を掃射せよ

国民一人当たりの意味不明の借金ブラックホール
金融システムを疑わないこと自体が可笑しい

さて競争に耐えられた人間は家族を作る
子供の未来のために社会を信じる振りをする
親は30年前の思い出に浸っている
現実を見ないで未来を託そうとする
これからは貴方たちの時代よと
絶対に勝てないカードを渡してこの世を去る

大事なものに気付く本能
理性によって叶えていく理想
直感という自我の緩みの脈動
人間は何処にいるのか

かつて中流階級は能力のある人が善意を持って政をしていると思えるからこそ健康だった
もう狂気が現実化しているのに信じようとする
社会信仰型ストックホルム症候群が大多数だ
そのまま社会を擬人化してみるとレギオンになるから試すといい

現状では法律はこっそり変えることが出来ても
戦争を起こすには憎しみが足りていないようだ
反何とか嫌何とか憎しみを煽るような記事
おそらく世界的運動会が引き金になるだろう
不参加表明のシナリオ計画は進行中
戦争のきっかけを作ろうとするところに
必ず無理が生じる筈だ
小学生が驚くような理由で戦争が始まる

起こしてしまえばどうとでもなるか?

羊が予想外に従順過ぎる
多分 私たちは殺し合わないよ
昔のように子供の頃から山を駆け回った元気な人々が戦場に行くのではないし
独身者の多くが守るべきものを想像できないのだから

それでも戦争に漕ぎ着けて
兵士には変な薬が配られるだろう
戦争にある風物詩の映像を見せられるだろう
そして偉い奴は前線に行かないだろう
前の戦争もそうだった

皆んなが棒立ちのカカシになった頃に
空で救世主とケモノが戦う映像を
ハリウッドよろしく見せ付けられる
あの小説の再現するために

いつぞやの世界中継は
どうやらリハーサルだったようだ

どちらが勝とうとオペラには変わりない
変死したはずの監督が実はせっせと
映像制作に取り掛かってる

有名な芸術家たちがこれから多数
変死して地下で保護される
お気に入りの作品の続編が見られない退屈が
あるお方にとって何よりも苦痛だからだ


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