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素晴らしきハロプロ楽曲の世界 その①

こんにちは。はじしらず ゆうすけです。
今回はハロー!プロジェクトの素晴らしい楽曲の世界をご紹介したいと思います。

ハロー!プロジェクトは日本の芸能事務所であるアップフロントプロモーションに所属する女性アイドルを指し、その歴史は約25年にもなります。
僕が本格的にハロプロに興味を持ったのは2017年頃。実際サマーナイトタウンや抱いて!HOLD ON ME等の楽曲は幼いころ親しんでいましたし、LOVEマシーン以降あたりからはラジオやTVなどで頻繁に目にしていました(当時は興味ありませんでしたが)。

ハロプロの特徴としては、世の中の売れ筋とされるJ-POPやK-POPの流れとはまた違う独自の、表現するのが中々難しいのですが、少し湿っぽい感じのメロディ,リズムを強調した楽曲(時に複雑,変態的であったり)等があり、これがハマると結構沼なのです。

そんなハロー!プロジェクトの楽曲の魅力を作曲家の方々別にご紹介し、初めて聴かれる方に各最大5曲ずつおすすめ楽曲を紹介します。みんなもハロプロ聴こうぜ!

つんく♂

やはりこの方こそハロプロと言ってもいいほどの存在。2013年頃まではハロプロのほぼすべての楽曲を作詞作曲していたと言っても過言ではなく、良い意味でクレイジーです。
「リズム感の悪い奴は人生観も悪い」
そんな名言がある位、リズムへの果てしないこだわりがあり、彼の楽曲は時に信じられない位気持ちよくリズムへ音や詞がハマりまくりでこれが強力な沼。
やたら湿っぽいメロディ,独特の詞世界(マクロとミクロが激しく行き来する感じの)がこれに相まってつんく♂にしか作り得ない強烈なワールドが形成される。
最近はモーニング娘。関連の楽曲提供がほとんどですが、癖かなり強めの楽曲の数々はまだまだこの天才が健在,下手すると更なる才能を開花させているとすら感じさせる。ハロプロの始祖にして至高の存在。

①そうだ!We’re ALIVE(2002)/ モーニング娘。

つんく♂の楽曲を5曲に絞るのははっきり言って無理過ぎる。のだが、まず聞いて欲しい楽曲に絞ってみる。この曲は楽曲の展開と幅が物凄くて、スタジアムロック調なAメロ,超ファンキーなBメロ(くそカッコいい),バリバリアイドル全開なサビが複雑に絡み合う変態曲。それでも当時は売れて、ここまではリアタイで耳にした記憶がある。今思えば良い時代だね。間奏でロシア民謡みたいな展開が入るのもかなり謎で、黄金時代の路線ではここがやり過ぎの限界点の様に思える。激しく名曲。

②Fantasyがはじまる(2010年) / モーニング娘。

2007年~2010年位までのモーニング娘。はプラチナ期と呼ばれており、楽曲はクールでR&B色が強く、この辺りから歌唱力やダンスなどパフォーマンスを売りにする路線が始まり、現在に至るまでハロプロ全体に脈々と受け継がれていると言える。その時期の最高にクールで強力なナンバー。この時期、ホント名曲が多くて、リゾナント・ブルーとか気まぐれプリンセスあたりと悩んだけど、やっぱりこの曲の世界観最高だな、と思って選びました。強い女性(強くあろうとする女性?)がこの歌では登場しますが、「カボチャの馬車を正面に回して!」とか「ガラスの靴はこの手の中にある!」とか言い回しがいちいちカッコ良くて、Fantasyな世界観とバッキバキのデジタルビート全開の編曲と強烈に絡み合うんですよね。名曲。

③わがまま気のまま愛のジョーク(2013) / モーニング娘。

2012年あたりからモーニング娘。はEDM調の楽曲とフォーメーションダンスを武器に新たなファン層を開拓していった。その時期の代表的なナンバ―でライブでの必殺曲。ライブではほぼほぼやるし、いつだってヲタは爆上がりなのだ。兎に角強烈に前のめりにバッキバキなデジタルビートに乗って、徐々に盛り上がって行き,最後の「愛されたーい!」の大爆発を経てカタルシスは極限まで高まる。カタルシスなのよ。いつまでも名曲。

④ロマンスの途中(2013) / Juice=Juice

2013年~2014年のつんく♂はまさに神懸かり状態で出す曲出す曲クオリティが限界を突破している印象。まさに命を燃やすような執念すら感じられる。Juice=Juiceはそんな時期にデビューした超職人アイドル集団。この楽曲はメジャーデビュー曲にあたるのだが、メロディマジいくつあんの?って感じで滅茶苦茶複雑な曲展開をサラッとポップに聞かせてきてさらにフックありまくりのメロディで完全にノックアウトされます。てゆーか「始まるぜ!ロマンスの途中!」って歌詞意味が分からない。途中が始まるとかマジでわからないんだが、なんか良く分からないけど凄い。そこがつんく♂過ぎる。名曲。

⑤Happy Birthday To Me!(2022) / モーニング娘。'22

最後は最新の楽曲をご紹介。ここまでくるともう地獄だねって位リズムへのこだわりが強烈。癖強いな~、だけどこれが沼なんだよな。って感じで、途中から明らかに様子がおかしくなる曲展開とカモネ!カモネ!ゴメネアソバセ!という意味不明の言葉のセンスがもう堪らなく果てしなくつんく♂で最高。これをライブで超絶パフォーマンスするモーニング娘。まじで極まってるし、すげぇよ。たった3分で突き抜ける感じもまた最高だし、こんな曲聴けるのは冗談抜きに世界でハロプロだけ。


というわけで、今回はつんく♂楽曲を5曲ご紹介しました。
僕自身ハロプロはまだまだ新参なので、わかってない部分も正直かなり多いです。ハロプロ楽曲の沼は果てしなく深い。。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

次回へ続く。


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