【東京→千葉】平和台駅乗換【エクストリーム乗換シリーズ】
私は新しい散歩を思いついてしまいました。
それが『エクストリーム乗換』
ちなみに東京エクストリームウォークを参考に私が勝手に名付けました。
私が定義するエクストリーム乗換とは、
・同じ駅名の駅で電車を乗り換えること(ただし乗り換え時間や距離、利便性などは一切考慮されない)です。
こうやって説明してもわかりづらいので実例を出します。
今回平和台駅(東京メトロ有楽町線・副都心線)から平和台駅(流鉄流山線)に乗り換えを目指します。
ルートを軽く説明すると、東京都練馬区にある平和台駅を出発し、板橋、北区赤羽から荒川を渡って埼玉県川口市へ。その後草加市、八潮市、三郷市を横断して江戸川を渡り、千葉県流山市にある平和台駅がゴールです。
総距離27km、乗り換え予定時間は約6時間です。
今回はこれを、あくまで楽しく!乗り換えして行こうと思います。
電車に乗って平和台駅へ
朝7時15分。降り立ちました。
写真を撮ってすぐに出発しようかと考えましたが、当時内視鏡で大腸ポリープを取ったばかりで、薬を飲まなければいけないことを思い出し、近くのマクドナルドで朝マックしつつ、ルートを調べることにします。
いよいよスタート
腹を満たし、薬もしっかり飲んで7時45分に出発しました。
過去に東京都庁をTMGと略した看板を見たことがあるので、最近は英文を略すのが流行っているのでしょうか?調べてみるとおもしろそうです。
しばらくすると東武東上線にぶつかります。
電車を眺めて一休み。遊んでいる子どもたちは電車に目もくれません。電車って日常に溶け込むものなので今更意識させる必要はないのかもしれません。
絵本の町 板橋区へ
服装が違うのと、ちょっと引き気味に全体が写っているのでパッと見では別人に見える。こんなにイメージ変わるんかとびっくりしました。
ここでミニクイズです。
よく見るこのような塀、名前を知っていますか?
万年塀(まんねんべい)というそうです。私は初めて知りました。
北区へ 赤羽に向けて歩きます
ここからは団地と住宅街に入っていきます。地元住民と思しき人々が散歩していて、とても静かです。
団地を抜けると赤羽岩淵駅です。赤羽駅から10分くらいなので、使い方次第では便利な駅でもあります。
いよいよ埼玉県へ
少し歩くと荒川にぶつかります。これを渡ると、
埼玉県に入りました!東京都を脱出した喜びと同時に「埼玉はまだゴールじゃないんだ」とちょっぴり憂鬱な気持ちがこみ上げてきます。
川口市に入ってしばらくの間、住宅地をひたすら歩いていきます。
このあたりから工業・物流団地の中を進んでいきます。
ここからしばらく頭の中で『いすゞのトラック』が無限ループしてました。
途中フクロウカフェを発見。店自体はお休みでしたが、
表で2羽、玄関を守っていました。もっとよく見てみようと近づいてみたのですが、
威嚇されたのでおとなしく帰ります。大変失礼いたしました。
フクロウカフェから先はまた住宅街になります。
そしてここから乗換通路がせまくなるのでご注意ください。
歩いたのが土曜日だったこともあり、車通りは多めでした。
草加せんべいの草加市へ
この看板から少し歩くと草加市に入ります。
この路線は東武スカイツリーラインなのですが、東上線からスカイツリーラインまで歩いてきたと考えると自分は今結構すごいことをやってるんじゃないかと言う実感が湧いてきます。
このあたりからまた工業・物流団地になります。
小さな工場だと中の作業風景が見えておもしろいけど、大きな工場だと中が全くわからないので退屈になってくる。
ちょっぴり八潮市
イチョウ並木をすぎると八潮市に入ります。
いろいろ思い出した三郷市へ
10分くらいで三郷市です。八潮市短かった。
このホンダディーラーでは、ちょうどファミリーが納車式をしていて、でかい金色の鍵のレプリカを持って記念撮影をしていました。私も家族で納車式に行ったことがありますが、一番はしゃいでいたのは親父だった記憶があります。自分の車の納車式は一人だったので、テンションは上がりましたが、気恥ずかしくてはしゃぎきれませんでした。しかしこのファミリーはみんながはしゃいでいて、楽しそうで、ほほえましいなという気持ちとちょっぴりうらやましいなという気持ちがありました。
三郷駅をすぎるとすぐに江戸川が見えます。
ついに千葉県へ!
これを渡りきると、
千葉県に入りました!
千葉県に入ってしまえばあと少しです。
ついたぁ!
13時50分、乗り換え達成しました。ちょうど6時間くらいです。
よく長い距離を歩くと、同じ距離を走るときと違って時間が長くなるのでメンタルが弱ってくるという話をよく聞きますが、100km踏破を経験している私からするとメンタルがやられることはありませんでした。しかし暑さによる体力の消耗がそこそこあり、50km地点くらいの疲労感でした。
全体的に楽しく、いろいろなことを考えながら歩けたので目標は達成できたと思います。
最後に余談
この流鉄流山線、
他の大手鉄道会社と違って、とてもレトロな雰囲気がただよっているので少しだけ紹介したいと思います。
窓口では昔ながらのきっぷも発売しています。
定期券も機械ではなく手書きで作ります。超レトロ。
この合理化が叫ばれる時代に人情が残るこの雰囲気、嫌いではありません。
ごらんいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?