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デジタル庁のDXは大丈夫なのかという話

どうも(^^;)

元IT企業社員の一新星です(笑)
表題の件で与太話を。。。。

この文章書いていたらこちらの事も触れたくなった(^^;)

私が良く見ている掲示板で以下のような板がありました。


【超絶朗報】デジタル庁、引っ越しで転入届を提出するために自治体へ訪問する日を予約するシステムを来年2月6日からスタート


デジタル庁の広報はこちら


掲示板のコメントはこんな感じ

●まじでやばい。。。。
●これが未来か
●やっぱり国税を注ぎ込むとレベルが違うな
●革命かよ
●予算の水増しだけは達人レベルだな

概ね悲劇的でした(笑)


そりゃそうですよね。
単なる予約システムですから(笑)


デジタル庁の人は勿論ですが、政治家や役所の人含め、一部の人を除いて「DX」の真の意味を理解していないのだと思います。

DXは「デジタルトランスフォーメーション」の意味で、ITを利用して既存のシステムを見直してより効率的な社会や仕組みを目指そうというものです。
非常におおざっぱな説明ですが。。。。

多くの人が見逃しているのがこの「見直して」という部分です。

既存業務をIT化すればそれがDXなんだ!

これしか頭にないような気がします。


違います。


「どう仕組みを作れば全体最適化するか?」がDXに一番必要な事なのです。

そこにITは必要ありません。


既存の役所の業務を統合化することがデジタル庁の近々の目標らしいですが、これはサーバー統合位しか考えてないのでしょう。だからこそ「予約システム」とかの末端のシステムが発表されてしまうのです。

おそらくデジタル庁に入り込んでいる業者はデジタル庁の御用聞き。
特にコメントできる立場ではないと思います。


ではデジタル庁の人は?


おそらくいろんな役所から出向していて、自分の元部署にあるシステムや仕組みをIT化するために一生懸命で、全体最適化を考える立場にすらいないでしょう。


ではデジタル庁のトップは?
ググると河野太郎さん。政治家さんですねー。
残念ながらITの知識はそこまではないと思われます。


今一体誰がこの国の(少なくともITの)全体最適化を考えているのでしょうか?
多分誰もいないまま各省庁の言うがままのシステムを作っているのだと思います。
だからこそIT専門の掲示板でこの「予約システム」が話題になっているのです。


●今まであったこの制度、ほんとにいるんだっけ?
●今までなかったけど、このシステムや制度は絶対必要


これらを正確に理解するには最初の全体最適化が絶対必要です。
この「骨子」に近いものがデジタル庁から出てこないのがマジでやばいと思っています。

デジタル庁からすれば
「DXで既存のシステムを統合する。それが骨子だ」
なのかもしれません。


違います。それはただの方法論です。


デジタル庁の中にいる人達も同じことを考えながら作業しているのでしょうね。


口だけ達者な外資系コンサルとかにうまく騙されてないことを祈ります。


以上IT与太話でした(^^)/

揃えておきたいレンズがあと少々😊😊😊😊