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ThreadsとXはいずれ有料化される?人の虚栄心をお金に換えるビジネス

どうも(^^;) 一新星です。
TwitterがとうとうXに変わりました。
Threadsも始まり、つぶやきアプリは群雄割拠の時代ですね。

さて、表題の件について私がこの記事を書こうと思ったのは、Twitterを運営するXのCEO、リンダ・ヤッカリーノ氏の以下のコメントを見たからです。

「Xはオーディオやビデオ、メッセージング、支払い/銀行業務を中心とした無制限のインタラクティビティの未来であり、世界的なアイデアやグッズ、サービス、機会の市場を創出する。AIを駆使し、Xは我々が想像した方法で人々を結びつける」

出典は以下のURLを参照下さい


今ツイッターは莫大な負債を抱えており、この返済のためにリストラやサービスの縮小を進めています。ネットで検索してみると、負債は大体130億ドル(約1.7兆円)位らしいので、利子だけでも相当な金額になりますね。

主な収入源は広告だった訳ですが、マスク氏買収時にはこの広告収入が激減。これを何とかしなければTwitterは倒産する事に。そこでマスク氏はTwitterBlueなどを導入してエンドユーザーからの収入を模索し始めます。

勿論負債がデカいので金額的には微々たるものですが、最終的な青写真はこのような僅かなお金ではないでしょう。
非常にざっくり言えば、マスク氏はTwitterをYouTube+金融機関的なものに変化させようとしていると思います。

説明すると分かりにくいので、利用者目線で書きます。

  1. 無料ユーザーはつぶやいたりつぶやきを見る事は可能だが、タイムラインは広告ばかり

  2. フォロータイムラインを見るには有料会員になる必要あり

  3. 有料会員になれば、アップした動画や音楽、写真や絵の販売ができる

  4. その際、X通貨(仮想通貨)なるもので支払いが可能

  5. 銀行を経由する必要はなく、アプリ内で支払い完結

  6. 広告を掲載した企業の製品はX通貨でその場で買える

  7. X通貨をビットコインのように通貨交換所で現金化が可能


ざっくりこんな感じでしょうか。


YouTubeはクリエイターがアップした動画がどんだけ見られたかによってグーグルが広告費の中からいっぱいのお金を支払うという中央集権的な形でしたが、イーロン・マスク氏率いる「X」は利用者から若干の利用料を貰いつつ、お金の流れは分散的なメッシュ構造にするつもりなのだと思います。勿論企業広告も大きな収入の柱ではありますが。

ユーザーはアマゾンを開く必要もなければ小売店に行く必要もなく、Xアプリ内でダイレクトで商品を購入することが可能になります。

企業からしても、売上金をユーザーから回収する必要もなく、お金の支払いはTwitter(X)から一括で月末とかにX通貨とかで支払ってくれるので、事務処理的にも楽になりますからね。

ここでもう一度XのCEO、リンダ・ヤッカリーノ氏の以下のコメントを見てみましょう。

「Xはオーディオやビデオ、メッセージング、支払い/銀行業務を中心とした無制限のインタラクティビティの未来であり、世界的なアイデアやグッズ、サービス、機会の市場を創出する。AIを駆使し、Xは我々が想像した方法で人々を結びつける」

出典は前出のURLを参照下さい

どうです?大体の辻褄が合ってると思いませんか?

無料でTwitterを利用している人(私もその一人)にとってはつらい未来ですが、先行投資の時代は過ぎ去り、新たなビジネスの時代になったということでしょう。


上記の内容は極めて個人の見解ですが、すでにTwitter時代に先行してサービスを開始していますので、これ↓の延長と考えて下さい。

Twitterは、ユーザーが収益を得ることができるサービス「サブスクリプション」を日本での展開を開始した。

出典は以下のURLを参照下さい

ちなみにインスタグラムも同様の発想で動き出しています。

Instagramは、NFT作品をInstagramに投稿しシェアできるデジタルコレクティブル機能が、日本を含む100カ国で利用できるようになったと発表した。

出典は以下のURLを参照下さい

ちなみにMetaがTwitterと違うのはNFTとしてイーサリアムその他のコインを使おうとしているところですが、これは今後変わる可能性があります。元々ザッカーバーグ氏はFacebookやInstagramに新しい仮想通貨を導入しようとしていた経緯があるので、こちらもMeta通貨(仮)みたいな仮想通貨を導入する可能性が大きいです。

まとめると、結局XもMetaもGoogle(YouTube)も目指す所は同じで、自社仮想通貨による自社サービスへの囲い込みです。Googleはまだ仮想通貨を明言していませんが、MetaやXが始めれば当然追従すると思われます。
この「囲い込み」を一昔前に流行った言葉にすると「メタバース」という事かもしれません。

この文章を書きながら思った事なのですが、ThreadsがどうしてインスタグラムIDとの連携を必須としたのかが分かってきました。

Threadsは今有名人とかのスレや自分のフォローに基づいた指向を「Threadsのアルゴリズム」で判断してTLが流れてくると言われています。これがとてもつまらないらしく「スレッズ離れ」現象が起きているようですが、Metaはあまりここを改善してこないような気がします。

Twitterのようにフォロータブがあれば自分がフォローしている自分の気に入ったものだけを見れますが、TwitterもThreadsもフォロータブ(自分がフォローしている人のタイムライン)は将来的には有料になる可能性があります。

要は「自分の見たいものがあるなら金を払え」と。
「それがいやなら僅かな機能と引き換えに膨大な広告と有名人のつぶやきを見ろ、まるでYouTubeのように」

その際、インスタで何万人とフォロワーが自分にいたらどうでしょう?
YouTubePremiumのように月額1300円位払えと言われたら?
なんか払ってしまうような気がしませんか?

月額1300円は払えないよとなったら、インスタグラムIDと連携しているので、何万人というフォロワーを捨てることになります。この予想が当たってるとしたら、Metaはなかなか戦略家ですね。
※現状はThreadsだけ利用停止に出来るらしいですが、それもいつまで続くやら(^^;)

もしあなたがInstagramに沢山のフォロワーをお持ちなら、少し様子見してみましょう。Metaが人の虚栄心をお金に換える事を始めたら目も当てられません。


今までネットの殆どのサービスが無料で使えていたのがそもそも異常だったのかもしれません。
今後は自分が本当に必要なものだけに利用料を支払って使うという当たり前の形になっていくのかもしれませんね。
「ネットサービス取捨選択の時代」到来です。

今フォロワーが多い人ほど、取捨選択は厳しい事になりそうですが。。。。

以上
長文お付き合い頂きありがとうございました(^^;)

ではでは(^^)/

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