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疲弊した心を満たしてくれたものと、新しい挑戦

ストレス過多のため、一週間ほどnoteとの接触を最小限にしていました。
拝読している記事もいくつかあったのですが、スキはほとんどしていません。ごめんなさい。
定期的にSNSと離れたほうが楽しく続けられる性分なのです。

その間、普段しないことや新しいことが疲弊した心を満たしてくれました。

セルフネイル

決して嫌いではないけれど、家事のときに剥げたら、とか前職のパートで毎日のように爪が割れていて、普段はほとんどネイルをしていません。

何より10年ほど前、ネイルサロンで練習台として無料でサービスを受けた際、ネイルをオフするときに自爪を削られたのがなんとも居心地悪かったのです。

ネイルに憧れるようになったきっかけは、息子が幼稚園児の頃でした。
一緒に通園バスを待っていた子のお母さんがいつも華やかなネイルをしていて、純粋に「いいなあ」と眺めていました。

ペディキュアは夏の間していますが、手のネイルも昨年からたまにするようになりました。

ジェルネイルまで凝らないので、私が使っているのはexcelのネイルポリッシュです。

このポリッシュはマットできれいに塗ることができる上、カラーのラインナップも発色がきれいなのです。

最近買ったのがピンクの「ストロベリームーン」。名前も可愛いんです。
これを塗ると、雪解けがまだまだでも手元だけ春めいていて、目に入るたび嬉しくなります。

ミモザのミニブーケ

元々花が好きです。
ガーベラ、ラナンキュラス、ピンクのチューリップ、あじさい……ざっと挙げるだけでもこんなに浮かびます。

ミモザが好きになったきっかけは、以前仕事でお世話になった方がお店を開いた際、ごあいさつの手土産にルピシアのお茶「ミモザ」を送ったことでした。

3月8日は「国際女性デー」。そのシンボルがミモザで、イタリアでは同日をミモザの日としています。
そのため日本でも、3月になるとミモザがよく見られるようになりました。

当日、近所のスーパーに行くとミモザのミニブーケが売られていたので、即購入。
花屋の店員さんもミモザの日と知ってか、心温まる笑顔で接してくれました。

手近なコップにブーケを挿して眺めながら、大好きなゴスペラーズの曲「ミモザ」を聴くひとときは自然と笑顔いっぱいになれました。

以前からブーケを逆さにして吊るす「スワッグ」を飾りたかったため、何日か楽しんだのち窓辺に吊るしています。綺麗に乾燥してくれますように……。

音声配信に挑戦

新たな挑戦は、音声配信です。

何年か前から「stand.fm」「Voicy」といった音声配信サービスが盛んになり、発信方法のひとつとしてすっかり浸透しました。

私は親交のある方の放送をたまに聴いたりする程度で、「自分では手を出さない領域だな」と勝手に線引きしていました。

というのも、昔から口下手、話すのが苦手というコンプレックスがあったのです。

特に中高生の頃は声を出すのが苦手でした。
高校の頃何かの発表で声が裏返ってしまい、大人になっても大量のソースをぶちまけてしまったように記憶にこびりついていました。

ですが、何かにつけ前置きや言い訳として「あんまり話すの得意じゃなくて……」と打ち明けても、意外と「そんなことないですよ」と返されることが多かったのです。
むしろ「話が整理されていて分かりやすい」と言われたこともありました。

そんなに口下手でなかったとしても、自分の声や喋り方にもまた、コンプレックスが強かったです。

ですが、ある調査によると「自分の声が嫌い」な人は80%もいるそうです。
また、自分の耳で聴く声と録音した自分の声は全然違うため、夫曰く「俺も自分の声嫌いだもん。自分の声大好きって人はちょっとおかしい」とのこと。

そんな私がなぜ音声配信をするに至ったかというと、以下の理由が挙げられます。

・ひとりで思ったことを話して録音し、記事の執筆に役立てていた
・生の声を聴くとその人が身近に感じられる
・夫にフィードバックをもらって自信がついた

まず、人と話すのが得意でない分、独り言は抵抗なく喋ることができます。
(普段はしてませんよ!)

普段「書く」行為の比重が多すぎると、逆に何が言いたいのか言葉にできないケースがありました。
そんなとき、スマホの録音機能を使って「ひとりラジオごっこ」をすると、本当に伝えたかったことがぽろっと出てきたのです。

また、前述の通りほかの方の音声配信を聴いていると、ただnoteで記事を読んでいるより人となりが分かりやすく、身近に感じられてより親しみを感じたり、コミュニケーションのハードルが低くなりました。

運営しているWebマガジン「テラス手帖」は、「今は個人が発信していく時代」と言われていたりしますがその逆を行っています。
私があまり自分を前面に出した発信をしたくないのが第一にあったためです。

しかしやはり、「中の人」がどんな感じなのかを時折見せていくと、ただ記事を発信しているだけでは分からない面が出て信用できるのかな、と感じたのです。

気軽な発信をしていたXを辞めたのも一因としてあるかもしれません。
もっと気軽に手帳や文房具の話をしたかったのです。

ものは試しということで、試行錯誤しながら初回の放送を録音したものの、コンプレックスが根強くなかなか始める気にはなれませんでした。

当たって砕けろの精神で夫に聴いてもらったところ、意外な感想をもらいました。
「悪くないんじゃない? はじめ、結構喋りもいけるよ」

編集をしてもたどたどしいし、自分ではあまり耳障りのいい声とは思えません。もっと上手い人はたくさんいます。
ですが夫は「誰でも最初から上手い訳ないんだから」とたしなめ、「はじめの声は若く聞こえる。あと聞き取りやすい」と言ってくれました。

夫は身内だからと甘やかすタイプではありません。
アドバイスを求めると率直で的確な意見をくれます。
反面、必要があれば遠慮なく改善点を出したり、ブレーキをかける。

聞き役は父が一番ありがたいですが、夫は身近なメンターとして非常に頼もしい存在なのです。

その夫が言ってくれるのであれば、最低限の仕上がりにはできている。
あとは練習を兼ねながら、数をこなしていけばいいと自分に言い聞かせ、音声配信を始める決意を固めました。

早速、発声や活舌練習ができる動画をYouTubeで探し、毎朝トレーニングを始めました。
日常的にも、今までより自信を持って話せるようになりつつあります。

夫にも適宜フィードバックをもらい、現在はゆっくり話せるように練習しているところです。

初回の放送はスタエフで今日配信しました。
Webマガジンでは夜に改めてお知らせしますが、個人のほうで先にリンクを載せておきます。
たどたどしさが否めませんが、既に収録を終えている2回目はましになっています。

声や話し方は本当に好きこのみがあるので、「まあ、ええんとちゃう?」くらいに思ってくれる方がひとりでもいれば嬉しいです。

これが……シール沼だ!

どんなもんか聴いてみる⇦(放送のページに飛びます)

心のおもむくままにキーボードを打っていたら長くなっていました。

先日、息子が観ていたトーマスの映画で、このようなセリフがありました。

勝ち負けなんてどうだっていい。失敗したっていい。
挑戦し続けることが大事なんだ。

息子が黙って観ている隣で、「これは本当にいいこと言ってるね」と繰り返し口にしました。

3月末に、自分の好きなことや得意なことを仕事にできないか就労相談に行く予定です。

時々休みながら、心が指し示すほうへ挑んでいきたいです。


※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。


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