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お母さんを大切にしたいすべての人へ

「風の中のおかさあん」(阪田寛夫・作)

おかあさん としをとらないで
かみがしろくならないで
いつまでもいまのままでいて
わらっているかお はなみたい

おかさあん ねつをださないで
あたまもいたくならないで
どこかへもしも でかけても
けがをしないで しなないで

おかあさん はながさきました
かぜもそっとふきますね
いつまでもいまが このままで つづいてほしい
おかあさん

一時期「こんなお母さんいなければいいんだ」と、自分を責めていた頃がありました。

母親として自信が持てない私に、いつもお世話になっている方が教えてくれたのがこの詩でした。

この詩を読むたびに、のどの奥がつかえて涙が溢れて止まりません。

人はずっと一緒にはいられません。
どんなに親しくても、そうでなくても、必ず別れが来ます。

お母さんがいなければ誰も生まれません。
どんな仲であったとしても、それは事実です。

この詩を、お母さんを大切にしたいすべての人へ。
ご自分もお母さんの方は、どうか自分も大切に。


※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。

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