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エッセイ

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個人的なエッセイをまとめました
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記事一覧

なんか、描きたい

いつから、楽しく描けなくなったのだろう。 昔は文章を書くより、絵を描くほうが好きだった。…

心が休まらないときは、あの場所へ

日々、色んなノイズにさらされている。 息子の学校関係のトラブル。 情報過多なSNS。 自ら楽…

21

「生きづらさ」という呪いを解いていけ

「自然と人のために何かできる人」へのコンプレックスがずっとあった。 おそらくそれは、気配…

52

あの人のアールグレイが忘れられなくて

あの人からは、いつも紅茶の香りがした。 20代の頃、同じ会社にHさんという年上の女性がいた…

100

そうだ、もっとバカになろう

GWにスマホをほとんど見ないようにしたら、頭がすっきりしたのをきっかけに、最近はあまりnote…

35

ネットの波に揉まれるより、お守りの本を開こう

誰にでも、お守りのような本があると思う。 心が疲れたとき、迷うとき、私が決まって読み返す…

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新学期は「いのちだいじに」

新小2の息子が新学期を迎えた月曜、早くも息切れと必要以上の心臓の脈打ちを感じている。 今週は夫が社員旅行で、金曜の夜までいないのだ。 我が家は夫が担当してくれている家事が比較的多い。 植物の水やり、ごみ出し、週末には料理を作ってくれることもある。 ささいなことだが、毎日の負荷は普段よりいくばくかかかる。 溜まった洗濯物を洗いに出し、掃除機をかけ洗い物をする。 台所用の消毒液が底を尽きそうなので、スマホの買い物メモに加えておく。 加えて、やはり息子の新学期だ。 仲良しの子

希望に、満ちあふれ

就労相談の施設が入っている複合ビルを後にすると、高くなった西日が格子状のタイルを照らして…

22

手の届く範囲の幸せを追求する、今は。

「それは相当ストレスが溜まっているね」 スマホ越しに父の苦笑が漏れて、ようやく自分のなか…

39

自分の心が気持ちいい方へ

まーたインフルエンザにかかってしまった。 そのせいで、週明けまで心身ともに低空飛行だった…

26

自分の言葉で好きなものを語るということ

自分の言葉で好きなものを語れる人は、意外とすくない。 小1の息子は、平日深夜にNHKで放送…

24

アウトプットのない日常は、つまらない

コロナになってから数日、手帳もnoteも書けずに過ごした。 ただただ高熱でもうろうとし、枕元…

42

言葉が上手く出ないときは、吸収する時期なのかもしれない

noteに何か書きたいのだけれど、アプリやエディタを開いて何か入力しても、話が広がらない。 …

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病院の日のミスド時間

用事にかこつけて、外でちょっと一息つく時間が好きだ。 月に一度、病院に通っている。 通院の日は、夫と息子を送り出し、小中学生の登校時間が落ち着く頃家を後にする。 バスに揺られて中継地点に着くと、真っ先に向かうのは駅ビルのなかにあるミスドだ。 ほとんどのテナントが10時開店なため、それ以前から開いていて比較的コーヒーがおいしいミスドは、一息つくのにちょうどいい。 頼むのは決まってミスドカフェオレ。暑ければアイスにするが、おかわりを見込んでだいたいはホットにする。 けれど滞