映画レヴュー(119)「レリック 遺物」 7 栗林元 2024年6月6日 07:02 2020年 米・オーストラリア母エドナが失踪したとの報を受け、実家に戻ってきた娘と孫娘の出会う怪異譚である。戻ってきた母は、何か別のものになっているような感じを受ける二人。高齢の母を、見とれるか不安を抱いている娘。またその母も、祖父の看取りをできなかった過去がある。背景には高齢親の介護や看取りといった高齢化社会の不安がある。認知症や記憶の混濁で、別人のようになってしまう高齢の親。その親との絆と不安感をホラーの姿で描いている。優れたホラーである。「レリック 遺物」 ダウンロード copy #映画レビュー #ホラー #高齢者 #看取 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート