映画レビュー(129)「プラチナデータ」

2013年作品

「プラチナデータ」から犯人を特定する最先端のDNA捜査が可能になった近未来。目指しているのは検挙率100%、冤罪率0%の社会だ。
主人公・神楽龍平は警察庁の科学捜査機関「特殊解析研究所」に所属する天才科学者。天才数学者の蓼科早樹とともに開発したDNA捜査システムを用い、いくつもの難事件を解決してきた。
ところが、そのDNA捜査の重要関係者が次々と殺される連続殺人事件が起きるがDNAのデータはNF(該当者なし)。
捜査が難航する中、蓼科も連続殺人の被害者となってしまう。そして、蓼科の殺害現場に残る証拠からDNA捜査システムが導き出した犯人は、なんと神楽自身だった――。
殺人を犯した覚えがまったくない神楽は、真実を突き止める為に逃亡を決意する。そんな神楽を追うのは、警視庁捜査一課の刑事・浅間玲司。やがて浅間は、新世紀大学病院精神科遺伝子学担当教授・水上利江子から、神楽がもう一つの人格“リュウ”を持つことを知る――。本当の犯人は誰なのか。そして本当のプラチナデータとは?
2時間超の時間を意識させないテンション。原作は東野圭吾さん。もう外れなしやねえ。最近、この手の外れなしは中山七里さんもだけど。こんな作品書いてみたい。
プラチナデータ
(追記)
DNAデータベースの話だが、それが万人に共通するなら問題ないが、恣意的に登録を見逃がされたりするようなことがあれば問題だよね。

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