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小説創作に憑かれた人よ!

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小説やシナリオなど、言葉で物語を描くことに関しての気づきや技に関する記事です。 「小説指南抄」は過去記事を、「創作エッセイ」は新しい記事をアップしています。
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#創作エッセイ

創作エッセイ(76)迷うこと

今回は小説執筆、創作技法ネタである。 現在、私は長編シリーズ「不死の宴 第三部冷戦編」を…

栗林元
2週間前
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創作エッセイ(75)ご近所トワイライト・ゾーン(2)

神社仏閣系の物件だが、中もよく見えないし、字も見えない。田舎にはよくあるんだよなあ。 県…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(74)「リサ・ラーソン展」岐阜県現代陶芸美術館

人や動物のユーモラスな造形で人気のリサ・ラーソンの展示会を観てきた。 展覧会開催中の本年3…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(73)チャットAIに聞いてみた

今話題のAI。以前、自作の表紙を生成してみてその完成度に驚いたのだが(過去記事「インディペ…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(69)青空文庫の思い出

 インターネットで著作権の切れた電子書籍を無料で公開しているのが青空文庫だ。著作権は切れ…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(68)活劇シーンについての考察

小説執筆に関する気づき系エッセイ。今回は動的なアクションシーンについて考えた。というのも…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(67)名古屋市市政資料館

 今期の朝ドラ「虎に翼」でこの資料館の映像観て久しぶりにやってきた。 10年前。会社辞めてバイク便やってた頃、中区の待機場所としてよく利用してたのだ。 「虎に翼」は、日本で初めて女性として弁護士、裁判官、裁判所長、それぞれを務めた三淵嘉子をモデルとしてドラマ化したものだが、彼女は1952年、名古屋地方裁判所で初の女性判事となっている。  併せて、東区白壁から北区の志賀本通りまで、地下鉄3駅分ほど歩いた。  実は現在執筆中の「不死の宴 第三部」では、このエリアに神道系宗教組織

創作エッセイ(67)日本大正村(岐阜県恵那市明智町)

 好天に誘われて、自動二輪で東濃の春を味わいに出かけた。目的地は日本大正村。  日本大正…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(65)小牧市中央図書館イベント

開館記念ウィーク・イベント「ぶらリブラ」開催中。  来週22日まで、小牧市文芸協会の会員…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(64)八百津町・ハヤブサ・ミュージアム

 好天に誘われて自動二輪で愛知県小牧市の近所である岐阜県八百津町までショートツーリング。…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(63)影響を受けた作家

昨日今日と24時間の間に、奥泉光さんの「黄色い水着の謎」「ゆるキャラの恐怖」(それぞれ、…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(62)少女マンガの思い出

 私が初めて少女マンガ誌の作品を読んだの1974年、高校二年の時だった。 当時から物語を作る…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(61)長編執筆あるある

 現在執筆中の「不死の宴 第三部」、二年かかってしまったがあと二章を残すのみとなった。残…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(60)小説創作のロケハン

 小説を構想する上でのロケハンについて。  実は今、娘とある作品のプロットを考えていて、本日はその関係する場所のイメージ固めのためにロケハンをしてきたのだ。  ちなみに実際に作品を書くのは娘である。  現代の名古屋を舞台にしたミステリ作品である。動き回る登場人物たちが定期的に訪れる場所を数か所設定する。そこの定点観測的な描写で時間や季節の経過を描く。等のためにロケハンをするのだ。  この街、実は娘は5年ほど暮らしていて熟知した場所である。時刻や季節ごとの空気間や音や匂いまで