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小説創作に憑かれた人よ!

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小説やシナリオなど、言葉で物語を描くことに関しての気づきや技に関する記事です。 「小説指南抄」は過去記事を、「創作エッセイ」は新しい記事をアップしています。
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#創作エッセイ

創作エッセイ(73)チャットAIに聞いてみた

今話題のAI。以前、自作の表紙を生成してみてその完成度に驚いたのだが(過去記事「インディペ…

栗林元
3週間前
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創作エッセイ(69)青空文庫の思い出

 インターネットで著作権の切れた電子書籍を無料で公開しているのが青空文庫だ。著作権は切れ…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(68)活劇シーンについての考察

小説執筆に関する気づき系エッセイ。今回は動的なアクションシーンについて考えた。というのも…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(67)名古屋市市政資料館

 今期の朝ドラ「虎に翼」でこの資料館の映像観て久しぶりにやってきた。 10年前。会社辞め…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(67)日本大正村(岐阜県恵那市明智町)

 好天に誘われて、自動二輪で東濃の春を味わいに出かけた。目的地は日本大正村。  日本大正…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(65)小牧市中央図書館イベント

開館記念ウィーク・イベント「ぶらリブラ」開催中。  来週22日まで、小牧市文芸協会の会員…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(64)八百津町・ハヤブサ・ミュージアム

 好天に誘われて自動二輪で愛知県小牧市の近所である岐阜県八百津町までショートツーリング。時間にして30分。今年の1月にできたハヤブサ・ミュージアムを見てみるかと。  この八百津町は池井戸潤さんの「ハヤブサ消防団」の舞台となった八百万(やおろず)町のモデルとなった土地である。それというのも池井戸さんがこの八百津町出身であるため。昨年のドラマ化に際して八百津町は町を挙げてハヤブサプロジェクトを立ち上げて地元PRに励んでいるわけだ。  本日訪問したミュージアムは、ドラマの撮影で作ら

創作エッセイ(63)影響を受けた作家

昨日今日と24時間の間に、奥泉光さんの「黄色い水着の謎」「ゆるキャラの恐怖」(それぞれ、…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(62)少女マンガの思い出

 私が初めて少女マンガ誌の作品を読んだの1974年、高校二年の時だった。 当時から物語を作る…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(61)長編執筆あるある

 現在執筆中の「不死の宴 第三部」、二年かかってしまったがあと二章を残すのみとなった。残…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(60)小説創作のロケハン

 小説を構想する上でのロケハンについて。  実は今、娘とある作品のプロットを考えていて、…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(59)昭和日常博物館(北名古屋市)

 平成の頃から昭和レトロが定着してきた令和であるが、この北名古屋市の昭和日常博物館(正式…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(58)箱書きのもう一つの役割

 執筆が始まると箱書きは本文で上書きされていくのだが、長編小説を長期間にわたって書いてい…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(57)うつ寛解期の思い出

 私は53歳の3月に勤務先の広告会社を退社している。30代の半ばから抗うつ剤を飲んでいて、だましだまし勤務をしていた。53歳の時についに限界がきて、医師のアドバイスで退職したのだ。  何とか寛解してきた半年後から、新たな職を探したのだが、2011年(東日本大震災の年)の日本では、53歳の高齢者の就職口はなかった。二か月ほどの間に何社も断られた後、11月になってようやく見つけた仕事がバイク便の受託ライダーだった。  稼ぎはあまり良いとは言えないけど、社会の中に居場所がある、ライ