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小説創作に憑かれた人よ!

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小説やシナリオなど、言葉で物語を描くことに関しての気づきや技に関する記事です。 「小説指南抄」は過去記事を、「創作エッセイ」は新しい記事をアップしています。
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2024年2月の記事一覧

創作エッセイ(58)箱書きのもう一つの役割

 執筆が始まると箱書きは本文で上書きされていくのだが、長編小説を長期間にわたって書いてい…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(57)うつ寛解期の思い出

 私は53歳の3月に勤務先の広告会社を退社している。30代の半ばから抗うつ剤を飲んでいて、だ…

栗林元
3か月前
9

創作エッセイ(56)博物館明治村

 先日、記事を書いた野外民族博物館リトルワールドと同じ犬山市にある。  リトルワールドよ…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(55)ハードボイルドの掟

先日「そして夜は蘇る」を読んだ勢いで、大好きなハードボイルドについて語りたくなった。今回…

栗林元
3か月前
8

創作エッセイ(54)アウトサイダー(物語の部外者)の視点

 私の書いている「不死の宴」シリーズは、太平洋戦争時から始まりゼロ年代まで続く、現代史の…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(53)リトルワールドへ行ってきた

愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールドへ行ってきたので、そのお話。 開園40周年を迎え…

栗林元
4か月前
6

創作エッセイ(51)Kindleで初出版から10年

知名度の薄い作家・私が初めてAmazon Kindleで電子書籍を出版したのが2014年の2月8日だった。今年は10年目になる。今回は、そんな回想記。 入選はしたけれど  初めて小説を書き始めてから9年目の三十二歳の春、初めて入選したのが第二回ビジネス・ストーリー大賞(テレビ東京・日本経済新聞)の佳作であった。「神様の立候補」という選挙広告をネタにした作品で、地方の広告代理店の日常をユーモアで描いたものだった。  ただ、このコンテストはテレビドラマの原作募集ということも

創作エッセイ(50)ポメラ創作賞をお手伝いさせていただいて

 先日、入選されたヒノエンヤさんとZOOMでお話しした経緯が記事としてアップされたのリンクし…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(49)作家にとってのインプットとは

近年では、作品を書くことをアウトプット(出力)と呼んでいるようだ。そしてそのためには知識…

栗林元
4か月前
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