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英語のことわざを解説!【英語初心者向け】

みなさん、こんにちは!

セカンドTOEICパートナーくにしーです。

ことわざを英語で言いたい!と思い、調べてみると、
そんなことわざが英語圏ではない...ということがあります。

そんな時に、そのままの訳をしても伝わりづらいので、似たような英語圏にも存在することわざを探すことになります。

中には、そもそも西洋から日本に伝わってきて日本語訳されているものもあります。

今回は、そんな西洋から伝わってきたことわざをまとめていきます!

※初心者の方にも分かるように一文一文丁寧に解説していくのでご安心ください!


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覆水盆に返らず / It is no use crying over spilt milk

器をひっくり返してこぼした水は二度と元どおりにできないように、一度離縁した夫婦の仲は元には戻らない。 転じて、一度してしまったことは取り返しがつかないというたとえ。

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it is no use ~ingの形で、

「~しても無駄だ」「~しても役に立たない」となります。

ここで use は名詞で「役に立つこと」という意味で使われています。


例文:

What is the use of talking? 

話したって何の役に立つんだ?

ちなみに、use 「使用」という意味で、the use of anything(使用権)、the use of -(-の使用、利用)などでも使うので見分けが必要ですね。


cry over は「~を嘆く」の意味で、

spilt は 動詞spill(こぼす)の過去分詞形 で「こぼれた」の意味です。


つまり、cry over spilt milk で「こぼれたミルクを嘆く」という意味です。

そして、it is no use ~ingの形をくっつけると、

「こぼれたミルクを嘆いても無駄だ」という意味になります。

こぼれたミルクはもう元通りにはならないですよね。

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百聞は一見に如かず/ Seeing is believing

人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。

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Seeing は動詞seeの動名詞で「見ること」です。

believingも動詞believeの動名詞で「信じること」です。

つまり、「見ることは信じること」となるわけですね。

believeは辞書では、to accept or regard (something) as trueと定義されています。

日本語に訳すと、「(何か)を真実と見なすこと」です。

見ることによって信じると見なすことができる

「百聞は一見に如かず」ですね。

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便りが無いのは良い便り/ No news is good news

遠くに住んでいる知り合いから長く連絡が無い場合などに、悪い知らせが来るわけでもないのだから、むしろ息災であるに違いないと考えるという意味をもつ語。

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こちらは分かりですね。

noは「ひとつも~ない」、newsは「便り」なので、

ひとつも便りがない(ひとつもない便り)となり、

goodは「良い」なので、

ひとつも便りがない(ひとつもない便り)は良い便り、となります。

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ぺンは剣より強し/ The pen is mightier than the sword

言論の力は、政治権力や軍隊などの武力よりも民衆に大きな影響を与えることのたとえ。

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こちらは比較級の表現が使われていますね。

mightier は「力強い、強力な、強大な」という意味の形容詞 mightyの比較級です。

swordは名詞で「剣、刀、武力」という意味です。

つまり、

「ペンは剣より力強い」ということですね。

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豚に真珠/ Don't cast pearls before swine

豚に真珠を与えても意味がない。 価値のわからない者に貴重なものを与えても何の役にもたたないことのたとえ。

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Don't は否定の命令文で、「~するな」という意味です。

castは動詞で「投げる、ほおる」という意味です。

pearlsは「真珠」です。日本語でも「パール」といいますよね。

beforeは前置詞、副詞、接続詞と色々使えますが、今回は前置詞の役割を果たしています。

前置詞として「~の前に」というとき、

時を表して、before ten o'clock(10時より前に)ということも、

場所や位置を表して、before the king(王の前に)ということもできます。

今回は後者の使い方をしていますね。

swineは「豚」という意味です。

「豚」だけでなく「卑劣なやつ、いやなやつ」という意味もあります。

直訳すると、

「豚の前に真珠をほおるな」ということになります。

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一石二鳥/ To kill two birds with one stone

石を一つ投げて二羽の鳥を得ること。一つの行為から二つの利益を得ること。

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To 動詞の形で「~すること」となります。

killは動詞で「殺す、死なせる」の意味です。

前置詞withには様々な使い方がありますが、今回は「手段、方法」「~を用いて」の意味のwithです。

stoneは名詞で「石」ですね。

つまり、「一つの石を用いて2羽の鳥を死なせること」

⇒ 一石二鳥となるわけです。

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時は金なり/ Time is money

時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないという戒め。

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time「時」とmoney「金」ですね。

timeは普遍的な意味での「時・時間」を指す場合は不可算名詞になります。

反対に、Have a good time! のように具体的な時間は可算名詞になるんですね。

今回の time は普遍的な意味での「時」なので不可算です、

moneyも不可算名詞です。

「お金」というと、一見数えられるように思いますよね。

しかし、今回のmoneyは「お金」という概念を表しているので、不可算になります。

以下のように、具体的なお金を指す場合は複数形(可算名詞)になります。

例文:

collect all moneys due

支払い期限のきた金を全部集金する.

また、coin(小銭)や bill(紙幣) は可算名詞です。

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鉄は熱いうちに打て/ Strike while the iron is hot

鉄は熱して柔らかいうちに打って鍛えるように、人も純粋な気持ちを失わない若いうちに鍛錬すべきである。 ... また、物事を行うにはそれに適した時期を失ってはいけない。

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strikeは「打つ、たたく」の意味の動詞です。

文頭にきて命令形になっているので、「打て」となりますね。

while S V の形で、「SがVする間に」となります。

ironは「鉄」、hotは形容詞で「熱い」の意味です。

つまり、鉄が熱い間に(while the iron is hot)、打て(Strike)。

となります。

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隣の芝生は青い/ The grass always seems greener on the other side of the fence

何でも他人のものはよく見えるものである。

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grassは「芝生」のことです。

alwaysは「常に、いつでも、いつも」という意味の副詞です。

seemは「~のように見える、思われる」という意味です。

今回は主語が The grass なので、三単現の s がついています。

greenerは形容詞 green の比較級です。

greenは「緑色の、青々とした」の意味です。

on the other side of the fence で「塀(フェンス)の反対側で、柵を越えて向こう側で」となります。

the other は「残りの一つ」という意味で、特定の1つのものを指します。

ここでは、自分の家との対比で隣家の庭を the other と言っていますね。

これらを繋ぎ合わせると、

「芝生は常に塀の反対側で青々としているように見える。」

となります。

つまり、「隣の芝生は青い」ですね。

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悪貨は良貨を駆逐する/ Bad money drives out good

名目価値が同じ良貨と悪貨が同時に流通すると、やがて良貨はしまい込まれ、悪貨だけが使われるようになる。 転じて、俗悪な文化がはやり良質な文化が衰退することや、悪人が 跋扈(ばっこ)して善良な人が圧迫される状況などをたとえていう。

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bad money は「悪貨」です("あっか"と読みます)。

この money は "Time is money" で紹介した不可算の money です。 

drive outは「追う、追っ払う、排斥する」という意味です。

最後の good は、moneyが省略されて、

good (money) = 「良貨」の意味ですね。

つまり、「悪貨は良貨を追い払う」という意味になります。

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おわりに

ここまで英語のことわざを紹介してきました。

いかがでしたか?

もし、今理解できていなくても、問題はありません。

深呼吸をして単語を読み間違えていないか、

文法の解釈を間違えていないか、

などをゆっくりと丁寧に考えながら、

もう一度読み返してみましょう。


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