甲子園のない夏
「高校球児が年下になってからは早いよ〜」
高校生くらいのときに、お袋が言ってた言葉を最近すごく実感します。
子供の頃って、指折り夏休みを楽しみに待っていて、
甲子園ってそのど真ん中にいたから、めちゃくちゃ覚えてるんですよね。
やっぱり2006年の早稲田実業と駒大苫小牧が一番覚えてますね。
さすがに横浜高校松坂大輔投手はリアルタイムで観ていないので、2006年の夏が一番思い出深いです。
他には、ダルビッシュ有投手が準優勝した年(2年生だったかな)と、堂林選手率いる中京大中京の優勝が印象に残っています。
ダルビッシュ投手の準優勝の大会は少年野球の合宿中に見ていた記憶です。
愛工大名電がセンバツ準優勝したのは、2004年?だったかな
それが、同級生になって、高校3年の夏ってみんなそれぞれ忙しく戦ってて、
高校球児がみんな年下になった頃には、大学生になって、自分のことで一杯一杯で甲子園って見なくなるんじゃないかな
高校から社会人になる人も大学からなる人もみんな社会人しばらくはゆっくり甲子園見ない人が多いかな
そうして、いつしか甲子園が始まると、セミの鳴くのと同じように「夏だなぁ」くらいの気持ちになっていくんでしょうね。
プロ野球の選手も同世代のヤクルト山田哲人選手や横浜山崎康晃選手を勝手に応援していますけど、高卒の選手だともう10年目なんですよね。
本当に早いなーと思います。
今年は甲子園のない夏でとても残念ですが、こればっかりは仕方ないですね。
今の状況鑑みると英断と思います。
改めて、甲子園のない夏だからこそ、こうして甲子園を見た記憶が蘇るなあって気がします。
子供の頃、野球やってたなぁとか、そんなこともあったねなんて思い出して、
そうやって少しずつ色んなことが忘却の彼方に消えていき、生きた証も消えていくのが人生なのかなっておもいますね
できることは、繋いでいくことですね。
こういうこと考えてると、中島みゆきさんの『時代』とか『永久欠番』を聴きたくなります。
どちらも名曲ですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?