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海外の旅行代理店営業(11年)、東京都の観光誘客事業(3年)、横浜市内の私学英語教員(…

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海外の旅行代理店営業(11年)、東京都の観光誘客事業(3年)、横浜市内の私学英語教員(3年)を経て大学教員に。教員になりたい人、なろうか悩んでいる人に情報を発信しています。 l

最近の記事

学校の現金払いの習慣について思うこと

この日経の記事、有料記事なのですが昨日17日のものです。私も経験ありなのですが、学校って現金を扱う場面が沢山あるんですよ。ちょうど夏休み前ですが、この時期だと夏季休暇中の課題用の問題集や夏期講習のテキスト代の支払い。部活動の合宿や遠征のための旅費の支払い。 その前段として、保護者の方への案内書面を作成して、配布して、現金を収受して揃ったら銀行に振り込む。会社員を辞めて教員になってびっくりしたのがこの現金回収文化。これ教員の業務じゃないよね、と思いつつやっていたけれど、そもそも

    • solveとresolve

      TOEICの聞き流し音源で英語の勉強をしていて、ふとsolveとresolveの違いが気になりました。 I apologize for the inconvenience caused by the technical issues on our website and assure you that we are working on resolve them. (当社のウェブサイトの技術的な問題によるご不便についてお詫び申し上げます。問題の解決に取り組んでいます。) 引

      • 通り過ぎる雨の向こうに夏を見てる

        こどもの平泳ぎの練習と自分の運動も兼ねて清水ヶ丘公園の温水プールへ。雨だしこんな中市営プールなんかこないでしょと思ったら結構混んでいた。ここのプールは井土ヶ谷駅から歩くと坂があって良い準備運動が出来る。 平泳ぎ、手のかきかたと足のキックのバランスが難しいんだね。結局練習見つつ自分も泳ぎつつ三時間弱泳いで、なんなら明日も来ようかと考え中。 論文書くのと学期末試験の作問やらなあかんのに。いかん!

        • 大学の教員はまさに"Learning by Teaching"

           Learning by Teachingという言葉は私が高校で教師をしていた時に高校生たちが企画した取組で、生徒の好きや関心に基づいた授業を生徒が行うことで、教える生徒も教わる生徒も学ぶことができる、というプログラムの名前です。  大学教員生活も4か月半ばを過ぎ、前期が終盤に差し掛かっています。今、この数か月を振り返って感じるのは授業準備に時間をかけたな、ということ。今学期は効率度外視で、とにかく教えるトピックを掘り下げて調べること、どう発問すれば学生が深く学べるかを試行錯

        学校の現金払いの習慣について思うこと

          英語、どうしたらできるようになりますか(大学生の質問)

           私が在職している大学では担任制度があります。中学校のような密なコミュニケーションをするわけではないのですが、相談できる窓口として機能しています。先週、2者面談を行っていた際に複数の学生から「どうやったら英語ができるようになりますか?」という質問が挙がりました。  高校を卒業した。大学に入学したら、クラスに英語を得意とする友人が沢山いる。その中で他と比べると自分ができないように感じる、という不安や焦りがあるんですね。私はこの手の質問が来ると、まずは英語ができない、もっとできる

          英語、どうしたらできるようになりますか(大学生の質問)

          論文執筆中

          5月に学術センターのボスから、「まだ論文の実績がないから一本学内の紀要に投稿しましょう」とお言葉をいただいて2ヶ月が経とうとしている。文献研究なので、そこまでハードルは高くないはずなんだけど、書いては直し、また付け加え、という感じでなかなか時間がかかっている。6月中に1本仕上げる、と頑張ってるけど90%できたその後のちょっとがなかなか遠い。あれ、この根拠は?とか、この情報は確かか?とか出てくる。書くのは嫌いじゃないけど、note書いたりlinked in書く方がめちゃ楽。てか

          論文執筆中

          今どきの大学生に教えてもらったこと:「観光業界研究」の講義での気づき

           高校生や中学生からも授業や学校生活を通じて色んなことを教えてもらいましたが、大学生からも色んなことを教えてもらっています。大人が(私が)当然だと思っていることが実は彼彼女の当然ではない、ということですね。これは私のいる大学だけではなくて、他の大学も程度や内容に差はあれ共通していることだと思います。  私は講義の最後に、その日の講義の感想や気づきや疑問を学生からフィードバックしてもらっています。先日、OTA(オンライントラベルエージェント(ExpediaやTrip.com)

          今どきの大学生に教えてもらったこと:「観光業界研究」の講義での気づき

          初めての学会 (総会)参加体験

          今日は初めて学会に参加してきました。日本観光ホスピタリティ教育学会という組織で、大学で観光英語や観光業界論といった講義や、地域の観光人材育成を目指して研究活動をしている私にとってとても興味のある学会でした。実際、基調講演、質疑応答、意見交換会、と先輩方の取組を 勉強しつつ、自分の研究や講義に取り入れられる事例が沢山あって収穫の大きな1日となりました。 気づいたことを整理しておきたいと思います。 ①登壇される方の研究発表は自分の実践活動との比較や答え合わせの場所である 今日

          初めての学会 (総会)参加体験

          ジレンマ・ひとりごと 講義の進め方

          私の担当している観光産業に関する講義。専門なのでアイデアを練っているうちに、あれも紹介したいし、これも紹介したい・・・・となりがちで、90分の教案はむしろ焦点を絞っていかないといけないのに、毎回このバランスを取るのに苦労する。ジレンマ。 大事なのは業界について知ることよりも、現在のデータや状況からどんな風に業界が変化していくか、やそれが起こった背景にどんな事情があったかを自分事として捉えて、考えて、想像して答えを出す。その上で、実際に起こったことを紹介する、という流れなのです

          ジレンマ・ひとりごと 講義の進め方

          転職もいいけど異動、出向もありだよ〜得意、不得意で考えるストレスの少ない業務への転換〜

           お疲れ様です。今日は自分の経験から、今の職場で仕事が嫌になっていたり、転職を考えている方に向けて書きたいと思います。  私は2018年に元々の所属していた会社から親会社に出向することになりました。当時私は東京から名古屋の支店へ社内異動中で満3年が経とうとしているところでした。勤務期間が満了し、本社へ戻るつもりでした。ところが、内示を確認すると、まさかのグループ本社への出向命令。しかもそれまでやってきた海外営業とは異なる仕事だということがわかりました。  この新天地での勤務は

          転職もいいけど異動、出向もありだよ〜得意、不得意で考えるストレスの少ない業務への転換〜

          大学教員のメリット

          大学教員のメリット。なってどんなことが良かったか。 大学教員って、教員という立場をパスポートにしていろんなところに行っていろんな話を聞いて、それを研究や講義に応用できる。 教育機関だから、例えば会社員だったときは競合他社のいいところを研究することって難しかったけれど、今ならかつての競合他社にもいろんな話を聞かせてもらえる。 研究にいただける時間があるから、世の中、特に観光業界で起こっている事象を整理してわかりやすくすることで忙しい実務の現場、最前線の現場の人たちに役立つ情

          大学教員のメリット

          科学研究費助成事業 研究活動スタート支援に申し込んだぞ

          多分、なんのことかわからない方が多数だと思います。簡単にいうと初心者研究者の研究を支援するコンペ?に申し込んだということです。このコンペに出すための書類、科研費申請書の作成にこの1週間ほど取り組んでいました。 ボスからダメ出しされつつ、直しつつ書いていたのですが、大学の書籍コーナーにまさか、こんな本が!? https://www.yodosha.co.jp/yodobook/book/9784758121286/ すぐ買って読んだら沢山事例が載ってるのも助かるけど、このエン

          科学研究費助成事業 研究活動スタート支援に申し込んだぞ

          初めての国会図書館

          今日は自分の研究テーマに関する論文を手に入れるために国会図書館に行きました。 国立国会図書館の最寄駅は永田町です。歩いて5分程度。文字通り国会議事堂のすぐ近くにあります。ちなみに警官が複数立って警備している建物があり、よく見ると自民党の本部ビルでした。 初めて国会図書館に行ってルールをよく知らず色々聞いてちょっと恥ずかしい思いをしたのですが、ためになったこともあるのでメモがてら記しておきます。 使い方動画もありました。こちら。 https://m.youtube.com/

          初めての国会図書館

          転職することで得られる力って

          こんばんは。大学で教員をすることになり、勉強も兼ねて色々な情報に目を通し、それを自分の言葉で説明する習慣がついてきました。これは特に講義で、少し学生には難しそうな内容を噛み砕いて教える時に役に立っています。同時に、学生にも自分のことばで理解したことを表現するようにしています。 さて、自分の言葉で説明する、というのをやっている中で、なんとなくそれまで考えていた転職や出向を通じて得られるメリットについて一つ整理がつきました。 そのメリットは異なる体験から共通点を見つけて新しい

          転職することで得られる力って

          科学研究費助成事業 研究活動スタート支援に申し込むぞ

          まだ研究の右も左もあんまりわかっていないのですが、うちの大学のリサーチセンターのボスが科研費の中でも初めて大学教員になったピヨピヨ教員向けに用意されているものがあるから応募せいって仰るので、とりあえず挑戦することにしました。 これですね。https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/22_startup_support/index.html 科研費、っていうのは日本学術振興会という組織が教員の研究活動をサポートするために出してくれるお金のことです

          科学研究費助成事業 研究活動スタート支援に申し込むぞ

          先週から記事を二つ投稿したら、ドッと読んでくださる方とスキを押してくださる方が増えて驚いています。感じたことや皆さんの役に立ててもらえると思ったことを書いていますが、実際に役に立っているなら嬉しい。面白いのは、感想を忘れないようにメモった程度のものの方が読まれることです。

          先週から記事を二つ投稿したら、ドッと読んでくださる方とスキを押してくださる方が増えて驚いています。感じたことや皆さんの役に立ててもらえると思ったことを書いていますが、実際に役に立っているなら嬉しい。面白いのは、感想を忘れないようにメモった程度のものの方が読まれることです。