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海外スタートアップ調査:おすすめメディア【医療IT・ヘルステック情報収集に役立つメディアまとめ:後編(2019年11月版)】
こんにちは!
メプラジャパンCEO の佐藤創(さとうはじめ)です。
「前編」では「医療IT・ヘルステック」中心にオススメメディアをお伝えしました。今回は「海外スタートアップ」、特にアジア(中国・インド・ASEAN中心)に関連して、業界限らず役立つメディアをご紹介します!
スタートアップ情報メディア(中国・インド・ASEAN)
▶ Tech in Asia :アジア、英語
▶ e27 (Echelon) :アジア、英語
▶ Deal Street Asia :ASEAN・インド、英語
▶ 36 Kr(36 Kr Japan) :中国、中国語・英語・日本語
▶ Inc 42 :インド、英語
▶ Tech in Asia
(※ メディア名をクリックするとメディアにジャンプします。)
Tech in Asia はアジア地域のスタートアップ情報を英語で発信するメディアです。ニュース、企業情報、求人情報などが掲載されています。インドネシアやアジア各地でイベントも開催しています。運営企業自体も、2015年にYコンビネータに採択されたスタートアップです。
▶ e27 (Echelon)
e27 もスタートアップ情報を英語で発信しており、ニュース、企業情報なども掲載しています。創業は 2007年で、シンガポールで毎年開催するイベント「Echelon」も有名です。
▶ Deal Street Asia
ASEAN・インドの資金調達ニュースなどを掲載する、投資家向けメディア。「PE-VC Summit」という投資家向けイベントを、各国で開催しています。
▶ 36 Kr(36 Kr Japan)
中国最大のIT・スタートアップ情報メディアです。今年 5月に日経新聞と提携し、「36Kr Japan」が誕生しました。アジア版 もあります。
運営企業の 36Kr は、なんと今週、アメリカ NASDAQ に上場しました!
ちなみに、36Kr Japan を立ち上げた中島嘉一さんの note も非常に勉強になります。
▶ Inc 42
インドのスタートアップ情報メディア。ニュースだけではなく、起業家たちのインタビュー(Stories)なども読み応えがあって面白いです。(今日はちょうど孫さんの記事が出てました。)
スタートアップ・データベース(US・EU・アジア・他)
スタートアップの情報が集積され、各企業の詳細や類似企業調査などができるデータベースがあります。スタートアップ情報に加えて、投資家情報や起業家の情報も含まれていたりと、様々な情報を得ることが出来ます。
日本では「entrepedia」や「STARTUP DB」が有名ですね。
データベースに登録されている情報の例
・企業概要(設立年、事業概要、各メディア、など)
・資金調達状況(これまでの調達額、ラウンド毎の投資家、など)
・チームメンバー(氏名・役職・Linkedin など)
様々なデータベースがありますが、その中でも有名なものをご紹介します。
▶ Crunch Base
▶ Pitch book
▶ CB Insights
▶ Tracxn
▶ crunch base
世界最大級のスタートアップ・データベース。アメリカ中心に、全世界をカバーしています。スタートアップメディアとして有名な「Tech Crunch」の関連サービスとして2007年に始まりました。5500万人のアクティブユーザーが利用しているそうです。
▶ Pitch Book
これもアメリカ中心に広くカバーしており、crunch base よりも詳細なデータが掲載されています。アメリカのスタートアップ・投資家情報を知るには一番詳細ですが、お値段もそれなりに高いです。
▶ CB insights
CB insights もデータベースを提供していますが、それよりも業界ごとのレポートが非常に有益です。カオスマップ(スタートアップ・マップ)も様々な種類のものを出しています。
▶ Tracxn(トラクション)
インドのスタートアップが運営しています。そのため、インドを中心にアジア新興国のスタートアップのカバー率が高いのが特徴。マーケットやビジネスモデルごとのレポートも豊富です。
どのデータベースを使えばいいの?
ここでご紹介したデータベースは、基本的には有料です。
特に Pitch book や Tracxn は使用料が非常に高価なので、個人で使うのはなかなか難しいと思います。
一方、crunch base は無料版でも企業概要などを確認することができますし、業界・ビジネスモデルで検索して企業名のリストを作成することもできます。詳細な情報を見たい場合は有料版の申込みが必要ですが、月額 29ドル(約3200円)で使用できるので試しに使ってみても良いかもしれません。年間申込みすると少し安くなります。
日本国内のスタートアップでも、資金調達の際に海外の先行事例・先行企業の資金調達額や成長度をひきあいに出して交渉することも多いと思います。そのようなタイミングで crunch base などを利用しても良いかと思います!
(有料版だとこんな情報などが見れます)
今日はここまで!
いろんなメディアの中から、好きなもの・役に立ちそうなものを見つけて登録してみてください。他にもおすすめメディアなどあれば、コメントやTwitter などで教えてください。
また、英語での情報収集はなかなか大変ですが、その中でも面白いネタがあれば私の note などでも解説していきたいと思います。
ではまた次回!
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