M3秋2020②

あっという間に11月になってしまいましたが、M3秋の戦利品の感想を綴っていきたいと思います。

ボイスドラマは聴き込んでから多方面から語りたいと思っていたのですが、『音楽と何か』以外は平行作業が出来ない人間なので、もどかしいですが初聴の印象で。

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タイトル 【≒HEAVEN】
サークル様【GENERAL DOG×マキNOTE】

もともとWEBで公開されていた作品に未公開エピソード、サイドストーリー、そして副読本付きの作品。

『アウラ』という超能力に近しい異能力使用者と、その暴走を止める者、研究・管理する者の物語。
その世界観を軸に各話にゲストヴィランとして、相対する人物が出てきます。

先入観無しに聴きたくて、キャラクター紹介、副読本は拝聴後に見ました。

なのでキャラクター相関図も分からずにどんな世界なんだろう?と初めて知っていくヒロインと同じ目線で拝聴できて、そしてまんまと騙されました(笑)

各話を重ねる毎に世界観や、『アウラとは何かという謎』が徐々に明かされていきます。ですが、最終的に謎のまま残る部分、メインキャラクター達の行末はこれで良かったのか…など拝聴後も彼らの事を考えさせられる、後を引く面白さがありました。

上記のように概ねシリアスで異能力バトル物としての格好いいストーリーがメインですが、サイドストーリーから垣間見えるキャラクターの関係性はほのぼのとしていてくすっとしてしまいます。

他の方のボイスドラマ作品についてTwitterでも呟いたのですが、シナリオ・演者・音響効果・パッケージとどれを取ってもクオリティがとても高いことに驚きました。
(プロ声優さんのラジオドラマを良く聴くのですが、遜色ないレベルの演者さんも沢山いらっしゃいます)
また『マキNOTE』主宰、マキノさんは脚本、編集補助とご出演もなされていて、自分の関わった物語を演技で形に出来る方は凄いなぁと思いました。

http://generaldog.net/index.html#product
(GENERAL DOG様)
https://maki-notebook.wixsite.com/makino
(マキNOTE様)


ハイトウの今後一番やりたいこと、の一つなのでとても参考になりましたし、逆算でしなければいけないことも見えて来たかと思います。

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タイトル 『Masquerade』
サークル様【drizzly light】

コンポーザーさん3名で、各人一曲ずつのCDです。ジャンルで言うと皆様ピアノジャズが根底にある楽曲だと思います。
こちらは視聴コーナーでジャケットと一曲目のよだれさんの『Step of Rufus』に一目惚れならぬ一目聴惚れをしてサークルさんにお邪魔しました。


『Step of Rufus』はショーの始まりを思わせるような華やかさと、格好良さ、リズミカルさに鳥肌が立ちました。まさに幕開けという感じ、そしてタイトルがどんな意味なのか気になります。
『Until dusk』はシンセサイザーの音が多く、タイトルの夕暮れよりも私は宇宙旅行や宇宙空間を漂っているようなイメージを抱きました。
『Blue Blood』は主宰のK.Reliteさんの楽曲。CDタイトル『Masquerade』を一番顕しているような、貴族達の仮面舞踏会を彷彿とさせます。

お3方ともそれぞれ個性的な曲で、3曲しか聴けないがとても惜しいです。
よだれさん、K.ReliteさんはSoundCloud上に楽曲をアップされているのでこちらもとても良いです。https://soundcloud.com/daredare-yodare (よだれさん)
https://soundcloud.com/relite-1
(K.Reliteさん)

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