見出し画像

「好きを仕事に」できる人と、できない人のたった1つの違い


「好きを仕事に」という言葉はうっとうしい?


ごく一部の若い世代にとって、「好きを仕事に」とか「好きなことで生きていく」という言葉は、ちょっとうっとうしい。

そんな一文をSNSで見かけた。

SNSでは若い世代に限って書いてあったが、「好きを仕事に」という言葉を「しんどい」と思うのは、何も若い世代だけではない。
我がオットも数年前まで「好きを仕事に」とか、「将来のビジョン」という言葉を聞くと、どう反応していいかわからなかったらしい。
そもそもオットは京都の呉服問屋の長男なので、好き嫌い関係なく、生まれた時から会社を継ぐことが宿命だった。
そうしたこともあって、「好きを仕事に」なんて夢のまた夢だったという。

ある時、「還暦過ぎたら好きなことを仕事にしたら?」と言うと、「好きなことしていいよって言われても、何をしていいかわからない」と困った顔で答えた。
オットのこの言葉は、未だバブルの余韻を引きずり、まさに「好きを仕事に」を引っ提げて生きてきた私にとって、かなり衝撃的だった。

「好きを仕事に」できる人はごくわずか


確かに「好きを仕事に」することはたやすいことではない。
好きなことの多くは、ギターを演奏することやマンガを描くことといった、いわゆる趣味や夢と言われる領域に該当するからだ。
趣味や夢に該当する特殊な領域でお金を稼げる人はごくわずか。
運良くきっかけをつかんだとしても、生活が成り立たず、途中であきらめてしまう人も少なくない。
ましてやこのコロナ禍で大不況の今、「好きを仕事に」と言われても、「なーにを言っちゃってんのかな、この人は」と思われかねない。

今の時代、「好きを仕事に」という考え方は古いのだろうか?
バブル時代を引きずったおばさんによる「キラキラキャリア」の押し付けなのだろうか?
それとも単なる夢物語?
いや、決してそうではないと思う。

世代に関係なく、「好きを仕事に」するために専門学校で学んだり、資格を取得している人は私の周囲にもたくさんいる。
仕事をする中、自分の好きなことがわかり、キャリアチェンジする人もいた。
皆それぞれ生活スタイルは違うが、充実感にあふれ、生き生きとしていて、とにかく楽しそう。

「好きを仕事に」している人の共通点


私を含めてのことだが、「好きを仕事に」している人は「ごく普通の人」である。
決して「選ばれし人」ではない。
違いがあるとすれば、「好きを仕事に」するために、何かしらの行動を起こしているということだ。
好きなことをみつけ、それを仕事にするための方法を考え、行動する。
これによって、「好きを仕事に」するという夢にグッと近づくことができる。

「好きを仕事に」することを押し付けているわけではない。
ただ「好きを仕事に」すると、今より少しだけ、いや……、生活にすっごく張りが出るということだけは言わせて欲しい。
今の私がまさにそうだから。

いくつになっても「好きを仕事に」できる


ちなみに我がオットは、還暦直前になって「好きを仕事に」しはじめた。
それは弊社でスタートしたばかりの不動産業である。
自ら積極的に、ウキウキしながら動いているオットを見ていると、「ああ、この仕事が好きなんだな」と思う。

いくつになっても好きなことはみつけることができる。
そして、それを仕事にすることも。

好きなことがわからないからと、焦らなくたっていい。
好きなことがみつかったときに行動したらいい。
人生において「遅すぎる」ということは何もないのだから。

★「好きを仕事に」した方の成功例はこちらから。

★「好きを仕事に」するなら「書く力」が必須?はコチラから。

★キャリアコンサルタント監修&ベストセラー作家による直接指導の発信力&文章の書き方レッスン&オンラインサロン
「アカデミア・ミネルヴァ」
https://www.academiaminerva.biz/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?