意外と知らない?正しいリンスの方法や効果効能について解説
毎日、髪を洗うときはシャンプーしか使っていない方も多いのではないでしょうか。
ツヤのある健康的な髪を演出したい場合は、リンスを正しく使うことが大切です。
また、髪へのダメージを抑えて薄毛を防ぎたい方にも、リンスは欠かせません。ここでは、正しいリンスの方法や効果について詳しくご紹介します。
そもそもリンスってどんな効果があるの?
リンスには、次のような効果が期待できます。
髪の表面をコーティングしてダメージを防ぐ
リンスは、髪の表面をコーティングすることで、摩擦ダメージから髪を守る役割を果たします。
髪は、寝具との摩擦や空気の乾燥などでダメージ受けます。ダメージを受けた髪が部分的に増えると、ボリュームが失われてしまうのです。
指どおりがいい髪をつくる
髪がコーティングされることで、ツヤのある髪になります。
ツルツルとしており、指どおりがよくなるため、美しく健康的な髪を演出できるのです。
指通りが悪い髪は、手入れができていないイメージを与えるおそれがあります。
静電気を防いで髪のダメージを抑える
静電気を防ぐことで、髪のダメージを抑え、パサつきを防ぐこともリンスの役割の1つです。
静電気は、乾燥する冬に発生しやすいとされています。冬は、リンスを使いたいところでしょう。
よくあるリンスのつけ置き、本当に意味あるの?
リンスをつけ置きすると、髪にしっかりなじむとの噂がありますが本当なのでしょうか。
リンスは、髪に浸透するのではなく、表面に吸着するもののため、つけ置きする意味はありません。むしろ、長時間のつけ置きは髪にダメージを与える原因となります。
また、頭皮にリンスがつくことで、べたつきやかゆみが起こる場合もあります。
リンスには油分が含まれており、これは頭皮の常在菌の栄養源となるため、無駄なつけ置きは避けましょう。
常在菌が異常に増えると頭皮に炎症が起こります。悪化すると髪が抜けるおそれもあるため、正しくリンスを使うことが大切です。
リンスとコンディショナー、トリートメントの違い
リンスと似たものに、コンディショナーやトリートメントがあります。
それぞれの違いについて詳しくみていきましょう。
リンスとコンディショナーの違い
リンクとコンディショナーには、明確な違いがありません。
リンスとトリートメントの中間にあたるものとの説や、同じものを指す説などがあります。
ただし、メーカーによってはリンスとコンディショナーを別物として扱っています。
中には、つけ置きするタイプのものもあるため、使用方法を確認したうえで使いましょう。
リンスとトリートメントの違い
トリートメントは、髪の内部に浸透して水分と油分を補うものです。リンスは髪の表面をコーティングするもののため、効果が全く異なります。
ただし、どちらも髪を守るためのケア用品である点に違いはありません。
また、トリートメントはつけ置きによって成分が髪に浸透しやすくなります。
リンスとトリートメントの両方をつかうのではなく、目的に合わせて使い分けましょう。
ダメージを受けている髪が多い場合は、トリートメントで補修することが大切です。ダメージヘアが改善されてから、リンスを使うといいでしょう。
リンスの正しい使い方
リンスの効果を得るために、正しい使い方をマスターしましょう。
間違った方法で使うと、リンスの効果を得られないばかりか髪が傷むおそれもあります。また、結果的に髪のボリュームが失われる可能性もあるのです。
それでは、リンスの使い方のポイントを詳しくみていきましょう。
ポイント①シャンプーをしてから使う
リンスは、シャンプーで髪や頭皮についた汚れや余分な皮脂を洗い流し、髪の水気を軽くきってから使いましょう。
リンスを適量手にとり、髪の中心から毛先にむかってなじませていきます。このとき、髪を軽くもみながらつけると、つけムラがなくなります。
ポイント②リンスは頭皮につけない
頭皮にリンスをつけると、毛穴につまってかゆみやべたつきの原因となります。
髪が生えにくくなるとの説もありますが、科学的根拠はありません。
ポイント③丁寧に洗い流す
リンスが頭皮に残らないように、丁寧に洗い流しましょう。
髪をかきわけて、頭皮に直接シャワーを当てることがポイントです。髪がぬるぬるしなくなるまで、丁寧にすすぎましょう。
ぬるぬるしているのは、保湿されている証拠などではなく、単なるすすぎ残しです。
リンスを使用する際の注意点
リンスを使用する際には、次の注意点を押さえておきましょう。
適量をつける
髪をしっかりコーティングしたいからといって大量につけると、すすぎ残しの原因となります。
たくさんつけても、髪をコーティングできるリンスの量は決まっているため、適量を手にとることが大切です。
必要なリンスの量は髪の量で異なるため、少しずつ手にとってつけましょう。
ゴシゴシとこすらない
リンスをつけるときにゴシゴシとこすると、髪にダメージを与えてしまいます。また、ゴシゴシ洗いは頭皮へのダメージにもつながるため注意しましょう。
まとめ
リンスは、正しく使うことで、まとまりのある髪へと導いてくれます。
冬は、静電気や空気の乾燥が原因でまとまりが悪く、パサつきがちです。
リンスを正しく使って、指どおりのいいツヤのある髪を目指しましょう。このようなケアを続けることで、髪へのダメージを抑えられるため、薄毛のリスクを抑えることができます。
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