偏質的俳句鑑賞-第六十九回 風鈴のもつるるほどに涼しけれ-中村汀女

AIが発達しようがクーラーが良くなろうが風鈴による精神的な涼しさは変わらないだろう。
その風鈴の紐がぐるぐるに絡まってしまっている。それは涼しい風が強く吹いたからだろう。
清涼感のある風鈴の音が響く。暑いからこそ風鈴の涼しさが際立つ。
本当にただそれだけだけれどもこんなにも風鈴の涼しさを一直線に伝えることは難しいだろう。
それだけです。次回も良ければ読んでください。

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