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X-MEN&MCUにわかの『ローガン』『デッドプール』『デッドプール2』感想

『デッドプール&ウルヴァリン』の鑑賞前に予習をしたときの感想をまとめた。

ローガン

ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。

映画.comより引用

好きなところなど

子供の頃にX-MENでの活躍を見ていただけに、年老いてボロボロになったローガンとチャールズが痛ましい。
特に、皆を導いてくれていたあのチャールズがボケてしまっていると知ったとき悲しくなった。
かつて何度も世界の危機を救ってくれたはずのヒーローの老後が、こんな重苦しく、目を背けたくなるようなものになるとは……

残りわずかな命の炎を懸命に燃やしながら泥臭く戦うローガンの姿からは、彼の最期をこの映画で描ききるんだという監督とヒュー・ジャックマンの覚悟を感じた。

映画「LOGAN/ローガン」予告F - YouTube より引用

対照的にローラの暴れっぷりは気持ちよくて、陰鬱な雰囲気を一瞬吹き飛ばしてくれるのがありがたかった。
隠れ家での戦闘シーンめちゃくちゃかっこいい。

3人で車に乗って旅をして、ホテルでローラと映画を見たり、道中であった家族と食卓を囲んで談笑したり……短い間だったけど、チャールズはこの旅行が本当に楽しかったんだろうな。

最後、クローンと戦って致命傷を負い、ローラに手を繋いで看取られながら死ぬシーンが辛い。こういう別れが一番刺さる。
ローラの「パパ」で泣きそうになった。

まとめ

吹替版を鑑賞。

良い作品だった……
X-MENにわかの私でもラストシーンはボロボロ泣いた。
もっとX-MENの過去作を観てからがよかったかもなぁと少しだけ後悔した。

デッドプール

好き勝手に悪い奴らをこらしめ、金を稼ぐヒーロー気取りな生活を送っていた元傭兵のウェイド・ウイルソンは、恋人ヴァネッサとも結婚を決意し、幸せの絶頂にいた矢先、ガンで余命宣告を受ける。謎の組織からガンを治せると誘われたウェイドは、そこで壮絶な人体実験を受け、驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまう。ウェイドは、赤いコスチュームを身にまとった「デッドプール」となり、人体実験を施した張本人のエイジャックスの行方を追う。

映画.comより引用

好きなところなど

・時系列入れ替え
冒頭からいきなりエイジャックスの組織への攻撃から始まるのが嬉しい。おかげで1ミリも退屈しなかったし、物語にグッと引き込まれた。

・アクション
不死身だからこそできるおふざけ満載のアクションシーンは楽しいし、真っ当にカッコいいシーンには痺れた。
銃弾をカウントしながら華麗に敵をぶち殺していくシーンが大好き。

映画『デッドプール』予告編 - YouTube より引用

・吹替
デッドプールの一人称を「俺ちゃん」に決めた人天才すぎる。
加瀬さんの声・演技全てがデッドプールにドンピシャでめちゃくちゃ良かった。

・ふざけ続けるデッドプール
どんな状況でもユーモアを忘れない男、デッドプール。エイジャックスがうんざりするのは分かるけど、たっぷりの下ネタ・メタネタがとても楽しい。
かなり人を選びそうだけど日本でなぜ人気なんだろう。

・盲目のおばあちゃんとのやり取り
女版スティービーワンダー」と、デッドプールが戦いに赴いた後すぐにおばあちゃんがコカインキメるの笑った。面白すぎる。
このおばあちゃん最新作にも出てくれないかな。

まとめ

吹替版を鑑賞。

予習がいらないし下ネタ&メタネタ満載でずっと楽しかった。
好きな作品。最新作がますます楽しみになった。

近いうちにまた観たい!

デッドプール2

最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。

映画.comより引用

好きなところなど

・ローガンなどの他作品ネタ
冒頭からローガンをおちょくってて笑った。あの回転オルゴール酷い。売ってるのかな?
ローガンのネタバレ喰らってキレてる人とかいそう。この映画を観る前に観ておいて良かった……
足を組み替えるシーンなど、元ネタがわからないシーンでも勢いとしょうもなさで笑ってしまう。

・悲劇
1作目でヴァネッサへとの関係が丁寧に描かれていたから、序盤の死亡シーンはかなり悲しかった。
デッドプールが体を粉々にしたくなるのもわかる。
その後のOPには007要素をたっぷり入れてクレジットもふざけてたの緩急がすごくてめちゃくちゃになった。

・パクリチームXフォースの出撃
全滅までの流れがめちゃくちゃ好き。
数多の能力者の中に混じって腹とほっぺの肉を揺らしながら落下する一般人ピーターがかわいい。
ツァイトガイストが粉砕機で砕かれたりピーターが彼に酸性のゲロをぶっかけられてしまうシーンはグロくてゾッとした。強烈。

映画『デッドプール2』予告 - YouTube より引用

・ドミノの能力大活躍
ドミノが「デッドプールに能力が地味」だとバカにされながらも歩いてるだけでド派手な事象を引き起こすのは爽快だった。
頼もしいしデッドプールとの掛け合いも良いから最新作でも出て欲しいな。

・盲目の老婆:ブラインド・アル
コカインを常用するおもしろおばあちゃん。今回も登場してくれて嬉しい。
デッドプールが精神的に参ったときに会いにいくの、親と子のようで微笑ましい。
アルも最新作で出てくれ〜

・少年との向き合い方
どんなに暴れられても少年との対話を諦めず、最後は能力を失う首輪をつけてまで彼にまっすぐ向き合う姿にはぐっときた。
ちゃんとヒーローしてる。
デッドプールでそんな着地になるのは予想外だったな……と思ってたらタクシーのお兄さんがぶちかましてくれて笑った。

・エンドロール
最後までメタネタ全開でやりたい放題なのも楽しかった!
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『グリーンランタン』ネタはめちゃくちゃ笑った。
そんなことやっちゃっていいんだ。

まとめ

こちらも吹替版で鑑賞。

やっぱりデッドプールってめちゃくちゃ面白い。
ローガンのおちょくり方が本当に酷くて良い。
ローガン→デッドプール2の順で観て良かった。


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