育休日誌 1週目

20240520(月) 1日目

11時に退院。妻に小脇に抱えられて病棟から出てくる。妻は病棟から出る時、看護学生にお礼を言い涙。いろいろお世話になったんだと思う。
🌞は案外小さい。3,603gで生まれ、生理的体重減少で3,400g台から増えていないらしい。
抱き方を間違えると首がかくんと折れてしまい難しい。右腕を枕にして抱くほうが安定することがわかった。
母乳は飲みたがる時に飲む分だけ与え、ミルクは深夜も厭わず3時間おきに叩き起こしてでもあげるらしい。日中は起こすのに苦労した。寝ている時はよく寝ている。ミルクの作り方を覚え、洗って消毒までを一連の流れと心得た。
おっぱいが欲しいのか泣き叫んでいる時、「ジングルベル」を歌いながら揺らしたら泣き止み、季節外れだよとでも言いたげに見つめてきた。効くかもしれない。


20240521(火) 2日目

夜中の授乳は辛い。明け方まで二度起き、朝食前に仮眠を取って調子が戻ってきた。13時頃昼寝をし、万全になった。昼寝は大事。
沐浴は腕が4本必要だと思う。あと最初に「乳臭い」という悪口を言った人は結構育児に関わっている人だと思う。
🌞は多少ミルクを吐き戻している。規模はそこまで大きくないが、飲む量が多すぎるのかと少し心配。
3時間おきの授乳のインターバルは、比較的いろんなことができる時間。買い物や育児の勉強、自己研鑽など。ついTwitterを流し見たりして過ごしてしまうがもったいない。昼寝か、何かの足しになることをしたいものです。


20240522(水) 3日目

昨日から丸一日半排便がなかったため、妻が綿棒の先にオリーブオイルをつけて肛門を刺激。10分そこらで快便、からのまた排便、そして授乳後に3回目の排便。3回目はさすがに頻回すぎる気もするけど、わかるよ、一回便意を覚えると「あれ、これ便意かも」ってなって催しちゃうよな。そういう時はだいたいゆるいし全然出ないんだけど。


20240523(木) 4日目

日付が変わる頃に全然寝つかなくなり、1時間おきに母乳→ミルク→母乳のようなサイクルでクソ眠かった。なんとかあやそうとするも、泣きながら口元ぱくぱく(空腹の意)が収まらず、やむを得ず妻を起こしてお願いした。レベルアップして飲む量が増えた?
午後、そこまで空腹じゃないはずなのにぐずるので、寝る妻を起こさぬよう抱き抱えて揺らすと、なんと腕の中で就寝。この上ない自己効力感に包まれるも束の間、ベッドに戻してオムツを替えると起床。寝かしつけチャレンジ成功はお預け。
今日も快便を確認。沐浴は少し上達。2人がかりだけど。


20240524(金) 5日目

今日は体重の増加量を検査しに病院。出生時の3,600gに戻ったようで、増加量としては順調とのこと。一安心。
昼間Eテレを流し見ていると、様々なジャンルを絶え間なく放送していて、幅広い層をターゲットにしていることを知った。子供たち向けだけでなく、大人の学び直しや、育休等で社会との関係が希薄になっている子育て層にとってもありがたいと思う。


20240525(土) 6日目

昨日、病院で母乳を飲んでからミルクを飲まなかったため、空腹のリズムが狂ったのか、夕方何をしても泣き止まないモードに突入。さすがに泣き疲れたのか、上下に少し大きめに揺らすことをしばらく続けると腕の中で就寝。妻の精神が限界を迎え、風呂も入らず、夕飯もろくに取らず我々も就寝。夜のうちにお義母さんにヘルプを求め、今日の朝は少しリラックス。
日中は少し買い物に出たり、寝て体力回復に努めたり。心配だった妻も元気になってきた様子。


20240526(日) 7日目

今日もお義母さんが来てくれ、野菜系の副菜を大量に作ってくれた。本当に助かる。
🌞は本当にかわいい。クリクリした目に何が見えているのかさっぱりわからないが、勝手に目が合っているものと妄想してはしきりにかわいがって、あることないこと話しかけてしまう。
だが子育ては体力勝負だということをこの1週間でまざまざと感じている。子を望むのであれば若いうちの方が良いとはよく言ったもので、昔夜更かしできたのは子育てのための体力だったのだと実感している。
ゲップのさせ方が上達してきた。太ももないしクッションに腰掛けさせ、右手で正面から顎を固定し、背中を丸めさせ、左手で脇の下を支えつつ背中を叩く。
退院時よりほっぺがもちもちしてきたと思う。腕や足にもちぎりパンの片鱗を感じる。眠い目を擦って与えるミルクが身になっていると思うと感慨深い。


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