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俳句「子規を支えて・・・」

柿の花咲いて正岡律の忌や

 少し遅れてしまったが、5月24日は正岡子規の妹、律さんの忌日だ。(WEB「明治ガイド」https://meiji.bakumatsu.org/men/view/24)脊椎カリエスを発症した子規を、その母とこの妹が支えたからこそ、子規の偉業があったと言っても過言ではないと思う。俳句とは関係なさそうな作家の忌日を季語にするのなら、むしろ律さんの忌日を季語にしてもらいたいというのが私の本音だ。いまのように介護サービスや介護用具のない明治の時代の看護や介護は、いかばかりであったろうか。
 宮坂静生さんに「律といふ子規の妹木の実降る」長崎玲子さんに「子規に律ゴツホにテオや小鳥来る」半澤清隆さんに「子規の妹木歩の妹や草の花」

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