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読書録 6冊目

「塩の街」
有川浩    角川文庫

有川浩のデビュー作にして最高傑作

ある日突然、人も、待ちも全てが塩に変わっていってしまう世界。
なぜ塩化してしまうのか、どうすればこの状況を止めることができるのか。

人々が諦めと絶望しか感じなくなるなか、秋庭は大切な人のために立ち上がる。

最後はきっと、誰かを思う気持ちが強くしてくれるんだなと感じる作品。
ラブストーリーというわくに収まらない、人間の物語。