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徒然

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エッセイ
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祖母にクリスマスツリーを捨てられた話

クリスマスの思い出の続編です。(前回の記事はこちら) サンタクロースとのファーストコンタクトから年月が経ち、私は小学校高学年になっていた。 いつもと同じクリスマスの時期を迎えたが、ある時、問題が起こった。母が血相を変え「ツリーがない!ツリーがない!」と叫んでいた。私は慌てた母の様子を見ていたが、母がさらに早口で「おばあちゃんが捨てたって!ツリー捨てたって!」と。   私は一体何が起こったのかわからず「えっ?」とフリーズしていた。母の話では祖母が「クリスマスツリーが壊れてい

SDGsつくり手と人・社会をつなぐアップサイクルという仕組み Brand X(ブランドクロス)プロジェクト

毎年クリスマスプレゼント選びに悩んでしまうのですが、今年のクリスマスプレゼントはいつもと違う趣向でルーム用のリフレッシュミストを選びました。 この記事ではラジオ番組を通してアップサイクルを知り、購入したリフレッシュミストを使った感想を書いていきます。 ラジオで出会ったサステナブルな取り組みFMヨコハマのラジオ番組「Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7」でアップサイクルに取り組む会社を特集していたのですが、あまり聞き慣れない単語だったためア

唐揚げとサンタクロースの思い出

もうすぐ12月、師走の足音が聞こえてくる。 冬の東京は師走の忙しさの中でも、街には静けさと喧騒が不思議と共存している。イルミネーションで彩られた街中で、私はいつもの精肉店で唐揚げを食べながら、子供の頃のクリスマスを思い出した。 初めてサンタクロースが家に来た日のことを、今でも鮮明に覚えている。それは私が四歳の時のことだった。サンタクロースからの贈り物を心待ちにし、自宅の庭で外を眺めていた。 しばらくすると、遠くからシャンシャンと鈴の音が聞こえてきた。幼い私は「サンタクロ

秋の夜空とフラペチーノ

昨夜のハロウィンの余韻がまだ漂う中、スマホにスタバからクリスマス新商品 #ストロベリーメリークリームフラペチーノ の告知が届いた。昨日までの「トリックオアトリート」の合言葉はもう過去となり、街は次の一大イベント、クリスマスに向けて動き始めている。 残暑が続く日から全国各地の空気は冷たくなり、空は澄み切って高く感じられる。仕事帰りに降り立った東京駅JR丸の内南口を出てみると、ビルの間からのぞく秋の夜空とビル群の灯りは幻想的な風景そのもの。 コロナの影響で一時減少していた外国

note歴7年

はじめまして前身のピースオブケイク時代からお世話になっているnote。 ずっと読む専門でしかなかったのですが、気づけば2016年にアカウントを登録してから7年も経っていました。 普段は日系企業のIT部門であれこれやっていますが、プライベートで今年は様々なアートプロジェクトに参加させて頂いたので、その感想や告知を出来る範囲でアウトプットしたいと思います。また、アートプロジェクト以外にも「書く」ことを意識した場を持ちたかったのでよければお付き合いください。 外国語への翻訳はC