11回目のカウンセリング

カウンセリングが10回を超えて、内面の変化を自覚できるようになってきた。自分や相手を責める事が少なくなり、過去のネガティブな出来事に囚われている時間も減少傾向だ。そして、言いたのを我慢しているのがバカバカしくなってきた。

まずは前半のヒヤリング。先ほどの変化を伝え、一番求めているのは「親しくなることへの恐れ」の解消だ。この恐れから家族や職場の人と対立することを選んでしまっている。環境を変えても同じ状況を作ってしまうんだ。問題が自分の中にあるから、どこへも逃げることができない。

孤独や不安も感じるがこれくらいが普通だと思っていること。孤独と不安があるから人を求めたり前に進もうとするのだと。

母や姉たちとの関係性を見直したいと。そして自分が徐々に解放される中で、女性を求めてしまうことも。

30分ほど話をして後半のセラピーへ。テーマは「言いたいことが言えない」。いつもの呼吸法をした後に6歳の自分に会いに行く。今回は大人の私一人で。

6歳の私は二人の姉にパシリにされ、拒むと瓶で殴られた1番のトラウマの場面。殴られた私は泣きながら姉たちのアイスを買いに出かける。父と母には姉たちが怖くて話ができない。

セラピーの中で私は母に殴られた事を伝え慰めてもらう。母に話してくれてありがとうと言ってもらう。父にも同じようにしてもらい、姉たちには謝ってもらうことができた。

そんな傷ついた6歳の私を45歳の私が抱きしめて慰める。6歳の私は「僕も人間だから殴られたら痛いし、ひどい事を言われたら傷つくんだ」「優しくして欲しかった」「話を聞いて欲しかった」「僕だけ幼いけどバカにしないでほしい」「殴らないでほしい」「男性の性格を理解してほしい」「父の悪口を言わないでほしい」「僕のことを気にして欲しい」「愛してほしい」「姉の問題を私を使って解消しようとしないでほしい」など言いたいことを聞いてもらう。

そして、泣き叫ぶ6歳の私を45歳の私が抱きしめ続ける。これは長い時間続いた。ようやく泣き止むと現実に帰る準備をする。今回のイメージを明るい黄色のハートに象徴し「私は分かってもらえる」と言語化のあと、アーと伸びる音を7回繰り返し、呼吸法の後に現実に帰ってくる。

今回のセラピーは疲れて頭が回らなくなった。より良い方向に向かいますように。

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