7回目のカウンセリング

まずは近況報告で最近周囲の反応が良くなってきたこと、自分がずっと背伸びしていて辞め方が分からないこと、優しくすることを遠慮してしまうこと、親密な関係に恐れがあることなど聞いてもらう。

カウンセラーからはだいぶ自分自身の事を整理できてると言ってもらい、幼少期に上手く愛着が形成されなかった人は日本人の45%程だという。カウンセリングを必要とする人のほとんどが愛着形成に原因があるそうだ。

ということで今回は愛着形成に影響があったことを探ることにして、いつものようにいくつかの呼吸法を経て7~10歳の頃の自分に会いに行く。私は遠目から見守りいつもの犬とスーパーマンに、子どもの私に寄り添ってもらう。今回はもう一人私が幼少期の頃に亡くなったおじいちゃんにも来てもらい、3者それぞれが子どもの私を抱きしめ・頭を撫でて慰める。

幼少期に心が傷ついた出来事を思い出し、3者に寄り添って慰めてもらう。姉のあの言葉に傷ついた、ふてくされてた時に心配して欲しかったこと、私の失敗を見た父が「やっぱり失敗した」って言うならやり方を教えて欲しかったことなど。

年が上の姉たちには簡単でも、幼い私には難しかったりできなかったりするから、優しく教えて欲しかったと。私が困っているのに気付いて心配して欲しかったと。

家族で晩御飯を食べてると、父と姉たちが母の料理への文句が多かったこと。父と母に仲良く楽しくしてほしかったこと。

こんなことを半べそで語った。もっともっと甘えたかったと。甘えられずいつの間にか背伸びをして虚勢を張るようになっていた。気を使って空気を読むが、どうなるかは姉たちの気分次第。何が良くて何が悪かったか分からないまま、自信を失っていたこと。

そして今回のことを「緑色の樹木」と「私は一人じゃない」と言葉とともに、心に残して目覚める。

こうやってイメージの中で甘える体験をして、未発達な副交感神経を育てていくことをカウンセリングでやっています。

日常では少しづつ他人に優しくできたり、心をオープンにできたりして変化を感じています。しかし、仕事などオープンにしない方が良い場面で失敗したりしています。この過渡期を穏やかに過ごすように気を付ける必要がありますね。

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