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【本】「仕事が速いのにミスをしない人は、何をしているのか?」

こんにちは。erimaです。


飯野謙次さん著「仕事が速いのにミスをしない人は、何をしているのか?」

失敗学のスペシャリストともいわれる飯野さんからの学びを簡単にご紹介します。

今回は、学識サロンさんを参考にさせていただきました。

うっかりミスの原因とは


過去の失敗が共有されていない


著者曰く、全く新しいミスなど存在しないとのこと。

過去にミスが起きた原因をきちんと分析し、その原因を取り除き、みんなで共有すれば、再度ミスをする確率を大幅に減らすことができるのだそうです。


注意力だけで解決しようとする

「ミスしないように・・・!」と注意力に頼るのは一番よくないことだそうです。
注意力だけで解決しようとすると最初のうちはいいですが、しばらく経つと必ずまた同じミスを繰り返してしまうとのこと。


理由は、人の注意力は限界があり、その日の体調や気分によっても左右されるためです。


作業そのものの設計ミス

ミスをなくすためには、
人がミスせず集中できるしくみを作ることが大切だそうです。

これは飛行機のパイロットの例が紹介されていました。

飛行機の操縦はほとんどオートになっており、
これで一番重要かつ集中力が求められる離着陸の業務に集中できるようになっているとのことです。


誰かのせいにされているミスも もしかしたら会社自体の仕組みが間違っている可能性もあるかもしれません。。


チェックリストについて


チェックリストのメリットは、
作業に決まった手順がある場合に、混乱せずに行えるという点です。

デメリットは
チェックする人の思考が停止して、回避できるようなミスが起きてしまう可能性があるということです。


なんと日本のチェックリストより、1作業1チェックで細かく分かれているアメリカ版チェックリストの方が、わかりやすいんだそうです。

なんだか意外でした・・・!
チェックリストの作り方にも問題があったんですね。

ダブルチェックの落とし穴



一人が間違えやすいポイントは他の人も間違いやすい!ということです。
これは知らなかったなぁ・・・。

私は長年、二人で確認してるから安心だと思っていましたw

解決する手段は、一人がチェックした後に、もう一人は違うやり方でチェックするという方法があるようです。

たとえば、チェックリストの向きを上下逆さまにして再チェック。
あとからチェックする方が見づらいですが、これで見えていなかったとこにも注意が向くようになり、見落としが減るというものでした。


忘れないようにする方法


これも「忘れないようしなきゃ!」と注意力だけでカバーはしないことが大切。

「それをしなければ出かけられないようにする」という仕組みづくりが大事なんです。
たとえば、持ち物の場合、明日履いていく靴の上に置くドアノブにかけておくなど・・・w

玄関に置いておくだけでは忘れてしまうひとも、これなら忘れ物を防げそうですね^^

最後までお読みいただきありがとうございました。

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