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「魔女の宅急便」読了

週に一度の対面授業。
通常は朝から夜までぎっしり埋まっているのだが、みんな旅だってしまって今日は3コマ、来週は2コマしかない。
長期休暇中の授業は好きだ。
子どもたちがみんな、ゆったりしていて、機嫌が良いし、私も適度に気が抜けていて、たのしい雰囲気に包まれている。普段の機嫌の悪さの原因は、オーバーワークか夜更かしだ。

冷房、熱気、冷房、熱気の繰り返しにやられて、おなかを壊した。
昼ご飯も残してしまう。
私の夏が始まった感。

「魔女の宅急便」を読み終える。
今年の夏、多くの生徒に出した課題図書だが、私自身がちゃんと最後まで読んだことがなかった。
アニメには出てこないミミや、腹巻きの話が良かった。キキが実家でゆっくりできなかったところも。キキが帰省前にトンボにもらった紙切れを読むところも。その影響で、「パーティーから帰って欲しくない相手が帰ってしまうさみしさにうなだれていると、帰る直前の彼が形を直してくれたわたしのパーカーのフードの中に電話番号が書いてある紙きれを入れられていた」というたのしい夢を見ることができた。

それには、「あした大川の橋の上で手をふります。とんぼ」と書いてありました。
「なあに?」
ジジがききました。
「ううん、なんでもない、ただちょっと」
 キキは首をふると、紙きれを中にしまい、上からそっと手でおさえました。
「さあ、出発よ」

魔女の宅急便

「ただちょっと」の良さよ!

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