私は、生きていた。
私は、まだ生きていた。
死んでなかった。
まだやっていけそうだよ。
今日は自己分析の日だった。
店長からの課題で、「私はこんな人になりたい。だけど今の私はこんなだから、今の私の特徴を最大限に生かしていきながら、自分のキャラクターを見つけていこう」
このような課題で、正直自分の強みなんて全くないからどうしたらいいか分からなかった。
1人の先輩は、スタイルが良くて、顔も小さい。
それにお店の顔的存在。
だから、インスタで個人アカウントを作り、毎日のコーディネートを載せていきながら自分という存在を知ってもらう。という考えになった。
それに比べ、私はスタイルも良くない。顔も良くない。まあ、結果強みがないのだ。
そんな私は何ができるのだろう。
そう考えていた時に、店長がヒントをくれた。
「あなたはシンゾーンみたいなカジュアルやトラッドスタイルが誰よりも似合うよね」と。
あ。確かに。私似合うわ。それに誰よりもトラッドスタイルが好きだわ。クルーエル、ファッジのコーディネートが好きだったわ。似合うって言ってくれるって事は、そのスタイルを自分のモノに少しでもできている。という意味なのではないか?
嬉しかった。自分という存在を少しでも認めてくれたみたいで。
あ〜なんか少し未来が明るくなってきたなー。
雨から曇りのち晴れになったきた。
やっと、私の時代がやってきそうだ。
私は、そこら辺の人よりもクルーエルやファッジを愛している。
だから、セレクションのアイテムでいかに自分の好きなスタイルを表現できるか。
いかに自分を表せれるか。
好きなスタイルを表現していくためには、もちろん今のままでは無理だと思う。
まだ、センスが全くないもん。
まだ、スタイルを知っていく必要がある。
だから、ファッジやクルーエルを読み漁る。
そしていつか、私の好きを突き通すんだ
楽しんだもんがちさ、いつだって。
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