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不妊治療のその後に#6

#1-5は上記の#創作大賞2024 にアップしてあります。

#不妊治療のその後に  
今回は#治療の終了 その後の子育て後編について
書いていきます。

子育て編は#3

子どもさんがもう少し
大きくなった後のストーリーや
2人目、3人目を迷う時に読んでもらえたらと思うメッセージです。

授かるまでに
ステップがたくさんあるのが不妊治療を経た妊娠出産子育てで、
#3で書いた、フルマラソンのあとの100キロマラソンのような
そんな育児への突入と喜びが大きかった分だけ
期待や楽しみも大きくなり、それが思い通りにならないと
落胆も大きいときがあります。

大人になって、いろんな学びの中で
知った言葉
「期待値調整」
あぁ、大切な言葉だな。
ついつい、私たちは「期待」をしてしまう。
たとえば、よくあるのが「記念日おぼえてるかな?」って
パートナーに期待すること。
過去そんな自分がいました。
過去形で、記念日を祝いたければ、先に言うことの方が大切で
そもそも「期待」って何だろう。ということに気づくことだったりした。

待ち望んだ時間が長いというのも、もしかしたら(絶対ではないですが)
期待も大きくなる傾向があるかもしれません。
周りの人ももしかしたら、自分たちより「期待」をしていることもあるかもしれません。
その見えないプレッシャーと言ったら、
とてつもなく「息苦しい」ものになりますね。

子育てで、一番私が和らげたいのは
「緊張感」
何とかしなくては…とにかく「何者かにそだてなければ」
「しっかりしなければ」「迷惑をかけてはいけない」などのキーワードは
本当に不要な気がします。

生まれてくる赤ちゃんをとにかく
そのまま、ありのまま
抱きしめて、温めて、ふれあい、笑いあい、泣きあい
肌と声とぬくもりを感じて
そうそう、「感じる」が大切で
「考える」を一旦忘れてほしいのが
小さなころの子育てなんですが、
今は私もこうして書いてしまっている
Webの情報が溢れすぎて、次から次へと
「正解」っぽいものが流れてくる。
最近はとにかく「Instagram」に書いてあった。ということが
ママたちの常識になっている気がするという言葉を
専門家の方に聞いてたことがあるが、
【目の前の赤ちゃんをそのまま受け入れる】ことを
一つ一つ「感じて」行ってほしい。と思います。

本当に山ほど情報がありすぎるし、楽しみすぎて
たくさんの情報をとりまくって、準備のものもたっぷりで…
使わなかったものが…、(でも誰かに手渡したりもできるからね)
いろんなモノ、コトをすこしでも減らして
とにかく五感で
赤ちゃんの香りをかいで、
触れて、声を聞いて、瞳を見つめてほしい。

心地、体で感じる。ということが
視覚的情報にあふれていて、
うっかり置いてけぼりになりやすい。

不妊治療後に限らず、すべてのママにつながることにもなると
思いますが、とにかくスマホを一旦封印してくれると
嬉しいです。(ハラハラしてしまうくらいのときは無理せずですが)

赤ちゃんが、赤ちゃんでいる時間は
あっという間です。

今ここを感じること。
待ち望んだ時間が愛おしい時間に代わる
心地よい子育てのために、すこしでもデジタルデトックスをしてくれると、きっとなにか「ピン」とくるものがでてくるかもしれません。

また、難しいと感じるときは
たくさん産後ケアや産後ヘルパーさんなどのサポートをうけて
赤ちゃんに触れる時間をたくさん作っていってください。
時にはお預けになりながら、ゆっくりと感じるを取り戻してください。

私は産後里帰り、必死すぎてすぐに体調を崩しました。
今でも忘れない頑張りすぎな人間でした。
その時も携帯でネット検索もよくしていた気がします。
今はもっともっともっと簡単にできちゃうから、本当に気を付けてくださいね。

私の言葉もすべてを信じなくてOK
なによりも、「自分」と「目の前の赤ちゃん」との関係を
一番信じてみてくださいね。

今日もお読みいただきありがとうございます。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように

やまがたてるえ


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