見出し画像

#009 母暮 紀伊半島に多かったALS 牟婁病

紀伊半島はALSの多発地区と言われ研究もされてきた。なぜ紀伊半島でALS患者が多かったのか、それはいまだ解明されていないが、この地方の風土病として「古座の足萎え病」「牟婁病」と言われていたらしい。

実は我家のルーツは和歌山。紀伊半島である。
そして祖母も叔父も、会ったことのない親戚にもALS患者がいた。これが今回早くから母の症状はALSではないのかと察しがついた要因である。

この地域に多い病ならば、なぜ多いのか、因果関係をはっきりと知りたい。

これまでにも遺伝説、環境因説(微量ミネラル/重金属説、ソテツに含まれる神経毒)、ウイルス説など提唱されてきたらしいが、まだ確立していない。

土壌なのか、水源なのか、食べ物なのか、習慣なのか、文化的なものか、産業なのか、日照なのか、化学的な人為的なものなのか。純粋にただ知りたい。

産婦人科の医師に質問したところ、昔は往来が限られていて、今よりも地域の中でしか動きがなかったので、その中で患者が多くいたという考え方ができる、というような説明をしてもらった。でもまだそれでは納得しきれない解決していない気持ちが残った。

以下、興味深いので貼っておきます。
少しでも解明されて治療が確立しますように、不治の病でなくなることを祈って。

■参照
紀伊半島の神経難病である 牟婁病(Kii ALS/PDC)の グリア細胞に関わる病態を解明
-iPS 細胞創薬への糸口を見出す-
(慶應義塾大学/三重大学)

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/5/30/240530-1.pdf


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?