見出し画像

女性の社会進出と子供たちへの影響

日本は女性の社会進出を国策として取り入れて、幼い頃から保育園に子供を預けて多くの女性が働きに出ている。

私自身も周りから、家で子供を面倒みていてすごいとか、保育園に預けたら楽だよとか言われることも多い。

第一子の出産後は、収入面も不安定で多くはないし、自分も未熟で、社会との繋がりを感じたくて、働きに出たいと思う時期があった。

今になって思うと、とても身勝手だなと思う。

女性の社会進出や活躍を否定するわけではないが、子供や家庭においては女性=母親にしかできない役割がある。

特に子どもが赤ちゃん〜児童幼少期においては、母親の愛情を十分に受けていないと、生涯、人格にも影響してくる。

児相の施設で福祉学生時代に働いていたことがあるが、親から引き離された子どもたちの異様な行動や言動は未だに忘れられなくて、どうしてるか心配になる。

今日本で起こっている犯罪者も、大体の人が母親の愛情不足が関係しているのではないかと思う。家庭の経済状況が悪くても、母親からしっかりと受け入れてもらえた子どもたちは違う。

保育園の取り組みや先生はプロなので、様々な取り組みや関わりを提供してくれる。
しかしそれは、子ども達が望んでいることなのか?

早く乳離してトイレができて、運動する場があって、英語が話せる。

どれも親が安心したいだけのことなんじゃないかと感じてしまう。

保育園の先生ももちろん愛情をもって接してくれるだろうけど、あくまでも集団の中の一人として、そして家族のサポートとしての立場でしかいられない。

大人でも集団の生活というのはストレスがたまるものなのに、まだまだ自分の主張を聞いて欲しい幼い子が集まって、長時間も過ごしているという現実。

一人子どもをみるのでも大変だと思うのに、集団でみている先生も大変だろうと思う。
そんな一人一人に向き合う時間もないだろうし。

待機児童問題についても、そもそも簡単に保育園を利用する人が多すぎるとも思う。
近くに頼る人がいなくて所得が少なければ仕方ない家庭なら仕方ないかもしれない、でも家を買うタイミングとか、祖父母と同居するとか、子どもを中心に考えて工夫と努力すれば保育園を利用しない、もしくは働かなくてもいける家庭もあるのではと思う。

朝早くから夜まで保育園に預けて、帰ってきてからの母親の負担は大きいと思う。
でも子ども達は、一日母親に甘えられない状況で頑張っている。
お互いにストレスだろうなと感じる。

仕事の地位も大切かもしれないけど、子ども達はいずれ手が離れていく。
そして後から手をかけることは難しい。

自分も含めて、子育てをしている女性は、自分のことより子どものことを第一に考えて決断や行動をしてほしいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?