子育て期に目を背け続けていたら
あなたは母親になって「鈍くなったなぁ」と感じることはありますか?3月の母部で私がエクササイズ中に何気なく話したことが、みなさんの心に残ったようだったので、そのことを書いてみようと思います。
私には3人子どもがいるのですが、上の子たちが幼かった頃。現在の自分と比べると、めちゃくちゃ鈍くなっていたことがあります。それは自分の身体感覚です。
腰が痛い、とかなんだかダルい、とか。マイナートラブルは自覚できるんだけどじゃあ総合的に自分が今どんな状態なのか?は分からない。そんな状態でずっと子どもたちとバタバタな毎日を送っていました。
今までそれは”子育てで忙しくて余裕がなかったからだ”と思っていたんですが、最近ふと、そうではなかったのではないか?と思うようになりました。
忙しくて自分のことに目を向ける余裕がなかったのは間違いないけれど、自分の身体の状態が分からなかったんじゃなくて、意図的に”分からなく”していたのかもしれない、と。
つまり自分で感覚を鈍らせていたんじゃないかな、と。そうすることで決してベストコンディションではない自分、それをどうすることもできない自分から目を背けていたかったのではないか、と。
今だから言える。もし目を背けていなかったら
その結果、自分のことを後回しにして子どものことを優先する”良いお母さん”には近づけたけれど、大事な身体感覚を鈍くしてしまった。感覚が鈍くなるということは、痛みも快楽も感じにくくなるということ。自分の感覚から目を背け続けることで、私は自分が今どんな状態なのか?分からないのがノーマルな人になってしまった。
でも、感覚は鈍くなっても身体は正直だから「なんかしんどい」から抜け出せない。思考まで「これが子育て中は普通なのだ」と自分の身体の状態が良くない感じがする、とは思いつつ、それ以上は目を向けないようにしていました。
そんな状態でする子育ては、やっぱり理由も分からず、しんどかった。楽しい思い出ももちろん沢山あるけれど、今でも強く思う。
あの時もっと身体が楽だったら、もっと楽しく子育てできた、と。
だから母部では子どもを抱っこしながらでも、一瞬だけでもいいから「自分の身体の感覚に意識を向けてね」というお話をしました。
日中は感じない痛みが寝る前になってふと”あれ?”と出てきたり、大きな子どもイベントが終わったとに無気力になったりするのが、身体感覚が鈍くなっているサインです。
自分の感覚が鈍くなってるかも、と思ったら、寝る前に一瞬身体の感覚に意識を向ける時間をもつ、運動する、などすると感覚が研ぎ澄まされていくので試してみてください。
次回の母部は4/12(金)です。参加してみたい人は下記からご連絡ください。
▼お問い合わせ、お申し込みは
こちらのLINE@からお願いします☺️
単発参加も大歓迎ですよ♪
▽この記事を書いた人
松浦ゆうこ
東京生まれの下町っ子。現役パート保育士。自身の「嘘でしょ...😭」な産後体験から母親の心身ケアの必要性を感じ、バランスボールエクササイズインストラクターに。現在は助産院や支援サークルなどでダンスやバランスボールエクササイズの指導、島田市子育て支援ネットワークの代表を務める。ダンスと読書とBTSが大好きな10歳、9歳、4歳児の母。
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