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結局どれがおすすめ?最新のドライヤー事情を美容師に聞きました!

今お使いのそのドライヤー、何気なく選んでいませんか?

家電量販店などで手軽に買えるドライヤーから、美容家電メーカーが開発した製品や美容室で取り扱っているサロン専売品まで、最近は実に様々な製品が手に入るようになりました。

選択肢が多くなったからこそ、毎日のホームケアに使うドライヤーは一体どんなものがいいのか、迷ってしまいますよね。

今回はホームケアの切り口から、ドライヤー選びのポイントをスタイリスト・Ryoma(「Ha-ha」代表・坂本直宏)に教えてもらいましょう!

(サムネイル:https://lalahair.co.jp/magazine/1319/より引用)


リーズナブルなドライヤーとプロ向けのドライヤーとの違い

――そもそも、家庭用のドライヤーと、ヘアサロンなどで使用される、いわばプロ向けのドライヤーにはどんな違いがあるのでしょうか?

Ryoma ひと昔前のドライヤーは風量が弱く、デザインももっとコンパクトでした。なので、違いがあるとすればパワー(風量や熱量)ですね。しかし、最近は家電量販店で購入できる一般的な製品にも優れた性能のものが多くなり、あまり差がなくなってきています。

――そうなっていったきっかけは何だったのでしょうか?

Ryoma リュミエリーナ発の、独自技術を搭載した「レプロナイザー」というドライヤーの登場かな。これがサロン用だけでなく一般向けにも発売されてから、家庭用とプロ向けの製品の垣根が徐々になくなっていったように思います。高価だけど高性能なドライヤーが売れ始めたことで、ダイソンやMTGなど他のメーカーも追随しました。そして今では、パワーが強く美容効果も高い高価格帯のドライヤーが、家庭用、プロ用問わず広く浸透した状態ですね。

ドライヤー選びのコツ・ポイント!

――となると、やはりホームケアでもサロン専売品のようなプロ向けのドライヤーを使用する方が良いのでしょうか?

Ryoma できればその方がいいですね。今はプロ向けの高品質なドライヤーも気軽に購入できるので、最高級のものでなくともお財布の許す範囲で、ちょっといいものを使ってあげる方が良いです。

――高品質な製品にもたくさんの種類がありますが、ドライヤーを選ぶ際のポイントを教えてください!

Ryoma 高価格帯のものなら品質自体にそこまで差はないので、風量などのパワー面に付随した美容機能が自分の髪の状態に合っているかどうかがポイントですね。例えば、リュミエリーナだったら独自の「バイオプログラミング」という技術で髪の内部から作用し、使うほどに潤いのある仕上がりに。ダイソンだと風のテクノロジーに基づいてスクリューのように真っ直ぐ風を届けることで髪がとても早く乾くなど、各製品のスペックに特徴があります。このような美容機能を確認して、好みのアイテムを選べばOKです。

――逆に、気をつけた方がいいポイントはありますか?

坂本 値段が安すぎるものは、やはり品質もそれなりですね。みなさんご存知の美容機能である「マイナスイオン」機能はもはや定番となっていますが、1万円以下のドライヤーに搭載されたマイナスイオンは、基本的には効果が低いと考えて良いと思います。

――どうしてでしょうか?

Ryoma 確かにマイナスイオンの発生装置はついていますが、髪に届く前に散ってしまうような設計なんです。そもそもイオンは電子であり、風の向きに左右されるものではないため、空気中のプラスイオンとくっついてしまいます。そうならないための、マイナスイオンの方向性をきちんと絞って届ける装置まで付いている製品は、1万円以上でないとなかなか見られないです。

――知りませんでした。そうなると、美容効果を求めるなら、数千円台の価格帯では難しそうですね。

Ryoma そうなりますね。大体3〜5万円クラスのドライヤーなら間違いないかな、と思います。

家で使うドライヤー、Ryomaのおすすめは?

――ずばり、Ryoma目線の推しドライヤーは?

Ryoma リュミエリーナの「レプロナイザー」ですね。ここにしかない技術で差別化しているうえ、耐久性にも優れています

――耐久性については考えていませんでした!

Ryoma 実は、ドライヤーはコードとの接触部分が一番壊れやすいんですが、この部分がとてもしっかりしています。僕のサロンでも採用して毎日何時間も使っていますが、それでも3〜5年もつので、家での普段使いならもっともつと思いますよ。落としても壊れないし、個人的な使用感ですが、埃とかの掃除もしやすいです。

――聞けば聞くほどすごいですね。

Ryoma その分価格も高いんですけどね(笑)。でも、何も最高級のものでなくていいんです。マイナスイオンを求めるなら1万円以上から、さらなる美容効果を求めるなら3〜5万円台を目安に、スペックを見比べながら好みのドライヤーを探してみてください。

――Ryomaさん、いろいろと教えていただき、ありがとうございました!


今回の話を参考に、自分はもちろん家族のためにも、“ちょっといいドライヤー”を検討してみてはいかがでしょうか?


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コスメブランドプロジェクト「Ha-ha(ハーハ)」とは

「未来に残るブランドづくり」「世の中に必要なブランディングモデル」をテーマに、2022 年スタートしたコスメブランドプロジェクトです。このnoteでは、ブランド・製品への想いや開発秘話、肌や髪などの美容など関する情報を発信していきます。

自己紹介記事はこちら。

「Ha-ha」の公式サイトはこちらをご覧ください。

「Ha-ha」代表・坂本直宏(スタイリスト名・Ryoma)美容師についてはこちら(Instagramアカウントになります)。


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