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実家

先週の土曜日は、半年振りに実家に帰った。

実家に帰る前に、オーバーオール探しの為上野に足を運んだ。round houseというメーカーのオーバーオールが欲しいんだけど、新品ではなかなか売っているところを見つけることができない。上野にあるjalanaというお店で取扱っているということがわかったので行ってみた。online shopでは在庫がないことはわかっていたけど、店舗に行ったらあるというパターンに賭けてみた。しかし、やっぱりなかった。黒かヒッコリーがいいんだけど、サイズ欠品。茶色は在庫があったけど、なんとなく、はじめて買うオーバーオールはround houseの黒かヒッコリーがいい、って決めてしまったから手が伸びなかった。
その他、アメ横のお店をまわってみたけど、round houseはなかった。
都内(または隣県)で新品のround houseのオーバーオールの取扱があるお店を知っている人がいたら、こっそり教えてほしい。

そのあと銀座線と井の頭線を乗り継いで下北沢へ。一応古着も見ておこう…サイズが合えば試着だけでも…と思って探すも、一着だけround houseがあったけど、阿呆ほどデカいサイズで試着の手前で断念。
歩き疲れて下北沢のオアシス、トロワ・シャンブルでオ・レ・グラッセを注文した。

そのあと、梅ヶ丘にあるリカーランドなかますという酒屋さんでワインを購入。

「長居はしないでください」という貼り紙があるので手短に選んで出たかったけど、結局選ぶのに15分ほど時間がかかってしまった。丁寧な説明書きがあるので、それをそこそこちゃんと読んでいるとこのくらい時間がかかってしまう。よくわからないけど、この二本にした。
父親が今月誕生日だったのと、父の日、母の日、なんもしてなかったので、一緒くたにしてプレゼント。あと、お菓子もいくつか。

この日、記憶がなくなるまでお酒を飲んだ。実家で記憶がなくなるまでお酒を飲んだのははじめてのことだった。というかそもそも自分家でもお店でも人の家でも、記憶がなくなるまで飲むことなんてない。18:30頃から飲み始めて、02:30頃まで飲んでいたらしい。テーブルでおでこをつくような形で寝てしまい、リビングのソファに移って、そのあと2Fのじぶんの部屋のベッドで寝たんだけど、この間の記憶がまるでない。どうやって寝落ちをしたのか思い出せない。
ビール→ハイボール→日本酒→ハイボールという流れだったらしい。1999年頃の野村監督時代の阪神タイガースの継投でよくあった遠山→葛西→遠山みたいな感じだ。2021年になったいまでも、A→B→Aみたいなことが起こると、遠山→葛西→遠山、が頭を過ぎる。あ、もしくは、遠山→伊藤→遠山、だけど、やはり、遠山→葛西→遠山、がしっくりくる。
ぼくの記憶では日本酒を2杯くらい飲んだことは覚えているんだけど、翌日母親から聞いたのは、最初、冷蔵庫に残っていた獺祭を2杯飲んだあと、八海山を手酌でガバガバと何杯も飲んだあと空になってから、ハイボールに戻ったそうだ。

日曜日の15:00頃までベッドでうなされていて、33歳にもなって恥ずかしい大人丸出しだけど、70歳の父親に阿佐ヶ谷まで車で送ってもらった。ぜんぜん回復しなかった。今日も午前中はちょっとだけ気持ち悪かった。

しかしまあよく飲んだ。「かなり饒舌になって、一年分以上話をした」と母親に言われた。ぼくは楽しく酔うとかなり饒舌になってしまうことがよくわかった。6月の秩父でもそうだった。相手や会話の内容なんか、ボタンが掛け違えると偉いことになるけども。両親もよく付き合ってくれたな。ありがとうとしか言えない。
怒鳴り散らかしたり、泣きじゃくったりするよりかは、酔って勝手におしゃべりになった方が平和でいいかもしれない。ぼくの数少ない長所かもしれない。と、前向きに捉えよう。

もう少し、涼しくなってくれ、もう少しだけ。

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