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四国屋

寝ている途中暑くてエアコンをつけた。暑くて寝苦しい、というのを今年はじめて味わったかも。

休日の朝。09:30頃に近所のコチュウへ行って、パンをいくつか購入。久しぶりにコチュウのパンを買った。阿佐ヶ谷の朝は、コチュウのパンからはじまるのだ。
外に出たらもう既に暑い。夏がぼくらに少しずつ近づいている。

コチュウのパンを食べながら、radikoのタイムフリーで深夜ラジオを聴いた。

午後、自由が丘へ散髪をしに行く。なぜ自由が丘まで足を運んでいるのか簡単に説明すると、大学生の頃、大学が渋谷にあって、表参道の美容室に通っていた。大学から表参道へアクセスがしやすかったから。その表参道にあった美容室が自由が丘にあった店舗と3年くらい前にいっしょになって、それから散髪のときは自由が丘まで足を運んでいる。美容院を変えるのはなかなか難儀だ。フーテンのように、毎回美容院を変える人もこの世界にいることは知っているけれども、いっしょの人に切ってもらった方が気楽でいい。それが理由で、大学を卒業しても、表参道でなくなって自由が丘へ移っても、いまもその人に散髪してもらう為に自由が丘へ通っている。

散髪をしてさっぱりしたあと、前回にも書いたように以前から欲しかったものを買う為に青山へ向かった。もう、ふんどしをしめて臨む心持ちで向かった。
道すがら、犬の散歩をしているチャラそうな男二人組を追い越した。短パン、白T、短髪、髪の毛グロス感たっぷり、といえばなんとなくイメージはつくだろうか。青山の辺りを犬の散歩コースにしているチャラい男たちの職業はなんなのか気になるところだ。ほんと、何をしている人なのだろうか。あの人とは住む世界が違う、という言い回しをよく聞いたり使ったりするけれども、ほんとその感じだ。住む世界が違うのだ。後ろ姿だからよくわからなかったけど、ぼくより年齢が若いか同じくらいだったと想像する。何をどうすれば、青山の辺りを犬の散歩コースにするような人生を送れるのだろうか。ぼくには一生縁のない、住む世界が違う人たちだった。

そんな人たちを足早に追い越してお店に向かい、店員さんに聞いたら、いまぼくの欲しい物は在庫を切らしていて来月中旬以降でないと入荷してこないらしい。入荷したら連絡を貰うようにしてお店を出た。そんなに品薄だとは考えていなかった。

それから池袋のココナッツディスクへ向かい、取り置きしてもらっていた柴田聡子の『がんばれ!メロディー』のレコードを引き取りに行く。柴田聡子のレコードは、ココナッツディスクで保護する、と決めている。
そのあと、ココナッツディスク近くのドリームコーヒーで一服。マンデリンのコーヒー豆も注文した。コーヒーは、マンデリンが好きだ。

そのあと、新中野にあるうどん屋さんの四国屋へ行ってきた。

生しょうがサワー、冷奴、穴子の天ぷら、そして冷やしきつねうどん。
完璧だ。

ここの生しょうがサワーが超うまい。最高。スノードームのようにしょうがが揺れている。美しい。約2ヶ月振りの四国屋の生しょうがサワー。わかりにくいけど、このジョッキ、めちゃデカい。この味とこの量で400円。最高。

そして、冷奴。以前、ここに書いた木村豆腐店の絹豆腐だ。これが最高にうまい。絹豆腐だけども、めちゃ弾力があって、味が濃くて最高にうまい。このあと、テーブルに置いてあるゴマを振りかけて食べた。めちゃうまい。
そして、穴子の天ぷら。これも最高。写真では伝わりにくいけど、とにかくめちゃデカい。ただうまいので、ペロっといってしまう。
そして、うどん。今日は冷やしきつねうどんを注文。きつねがしみしみで美味しかった。うどんはトゥルトゥル。最高。

語彙力が乏しすぎるじぶんが悲しいけれども、とにかく最高のうどん屋さんなのだ。
いつもご夫婦2人でやられているんだけれども、今日は奥さん1人のワンオペだった。忙しそうだった。

お会計を終えた帰り際、奥さんに、先月木村豆腐店に行ってきました!と伝えたら、「あら、やっぱりあなただったのね。木村さん、とても喜んでたわよ」と奥さん。木村豆腐店のご主人が四国屋に豆腐を届けた際に、ご主人がぼくが訪れていたことを話してくれていたらしい。それから奥さんに木村豆腐店のご主人のことなどをいろいろと話してくれた。僅か1分か2分くらいの時間だったけど、とてもいい時間だった。
「来週の月曜日にまた来てくれるから、今日のこと話しておくね」と奥さん。
もう!また木村豆腐店に行かなくては!

生しょうがサワーを何杯も飲んでいい気分で帰り道。
今日、四国屋に行ってよかった。

明日は雨らしい。なにしようかな。

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