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「 世間の正解」ではなく、好きを選択し続けたことで見えてきた本当の願いとは?【イベントレポート】

こんにちは!はぐくむメディアチームのさやです。

本記事は、株式会社はぐくむの事業や世界観をより多くの人に知ってもらうためのイベントレポートです。

今回のイベントは【はぐくむコーチングラジオ】。


時代の変革期と言われる現代において、ライフワークで生きる方々をゲストにお招きし、どのように軸を定め、生まれ持った個性を活かしていくかをゆるく気軽にトークしていくラジオ感覚のイベント。
今回は、はぐくむコーチングスクールBasic4期の卒業生をお招きしました。

プロフィール

なのは写真①

“自分の願いを引き出す”コーチングとの出会い

モデレーター(たじ): まずはコーチングとの出会いについて聞かせて欲しいです。

なのは:武者修行プログラムという海外インターンに参加した大学二回生時のとき、部活を続けるかで悩んでいたことを、プロのコーチに話したことがきっかけでした。

そこで問いかけられたのは「大学生活が終わった時に自分はどうなっていたいのか。」
その時は目の前にある部活のことでずっとグルグルしてたけど、その先にある自分のなりたい姿、どうなりたいか、どうしたいかについて初めて考えることができた。

自分がなりたい姿はその部活続けた4年後の姿より、もうやめて、もっといろんな知らない世界とか知らない人たちと出会った後の方が自分のなりたい姿だってわかったので辞めました。

この経験とLDSを通して、コーチングは自分の願いを引き出せるところがすごいと実感して自分もできるようになりたいと思ったし、
当時は早い時点の高校生とかに「自分はどうなりなりたいか」を引き出す教育ができたらいいなという気持ちも強く、コーチングスクールに通いました。

あとは、なにかスキルを身につけなきゃみたいな焦りも正直ありましたね。


モデレーター(たじ):なのは自身が“自分のなりたい姿”がクリアになって前に進んでいけたということ、自分がどうなりたいかを引き出す教育をしたい!という想いがコーチングスクールに通うきっかけの1つになったんですね。

なのは写真②

【当時の海外ビジネス武者修行プログラムの様子】


自分の中にしか答えはない

モデレーター(たじ):コーチングスクールに通って印象的だったことはありますか?


なのは:コーチングで基本的な考えの「答えはあなたの中にある」という言葉が印象的です。

大学2回生までの私は、自分がやりたいことととと、世間でいいとされてること(これをやった方が良さそうだな)の区別が全然ついていなかったと思います。
例えば世間的に正解とされている、いい会社に就職することを目標にして、どちらの方が就職に役立ちそうか、就活で使えそうかを無意識に考えて、いろんな活動を始めていました。

「それが自分のやりたいことなんだ」と思おうとしてた。

でも結局自分がどう感じるかが一番。社会でいいと言われてることは、自分もそっちがいい感じがするけど、そうではない。

自分の中から出てくる“やりたい”という言葉や気持ちが、本当に自分のやりたいこと。
だから、“自分の中にしか答えはない”ということを日々実感しています。


モデレーター(たじ): うん。僕もコーチングをしながら「あなたの中に答えはある」ということは大切にしていきたいところだなと思ってる。答えを教えるコミュニケーションではなくて、その人自身の答えが出るまで信じて待つというか、必ずこの人の中に実現していきたいことも、個性も眠っているなと思っているから。

あとは、世間の正解のところ。豊かさの定義がお金であれば、いい会社に入った方が安定して良い収入が得られるから、人生の勝ち組とも言われたりする。
その正解にあてはめて自分のやりたいこととかを考えると大学選びも、やっぱり有名な大学とか、偏差値が高い大学に行くのがきっといいよね、正解だよねってなる。

なのはが世間の正解を選択していたところから、自分の感情や今の感じてることが1番の正解なんじゃないかっていうようにコーチングを受けたり、コーチングしている中で気づいていくプロセスがあったんですね。

なのは: なので自分自身が迷ったとき「あぁ結局自分はどうしたいんだっけ?」と自分の願いに帰れるようになったのは大きい変化かなと思います。

モデレーター:コーチングを学び始めてから教育に携わりたいということで、合同会社なんかしたい(以下なんかしたい)で働き始めて、なのはが塾の中高生と関わっていく中で、コミュニケーションや教育において大切にしていることはありますか?


なのは:「あなたの中に答えはある」というのと近くて、指示するんじゃなくて問うとか、考える機会を与えるというのはすごい大事にしてる。

例えば宿題をただ出すのではなくて「そもそもなんで塾に来てるんだっけ?」というような話をする時間を取って、生徒自身に成績を上げたいとか、テストで何点取りたい、という気持ちがあるんだったら、これが必要だよっていう伝え方をしています。

勉強するのも、宿題をするのも他の誰でもない子ども自身だから、結局やるのはあなただよっていうスタンスで接することを意識してるかな。


モデレーター(たじ):なのはの方からあれこれやらせるというわけではなくて、結局やるのは自分で、選択するのも自分なんだよっていう、自覚を持ってもらう、自分で握ってもらうことを大切にしてるのかなっていうのが、とても伝わってきました。

なのは写真③

自分の好き、を選択する

なのは:大学2回生の終わりごろにやってた営業のお客さんから「毎日終わってほしくないくらい幸せなんです今。」という言葉を聞いた時、自分は大学生活の中でそんな感覚になったことはないなって思ったんです。

そこから自分はどうなったら幸せなのか?自分にとっての"幸せ"というキーワードも考えていました。
「なんかしたい」「はぐくむシェアハウス」に出会ったとき、それらが自分にどう役に立つかが分からなくて。でもなんかしたいにいる時の自分が超好きだわ、とかはぐくむの人たちと話してると自分でいられて幸せだわ。という感覚があったので、
その感覚を信じて「ええいやっちゃえ」と同時に新しいことを初めました。

その結果、シェアハウスに住んで良かった、なんかしたいで働いてほんまによかったなって感動できる瞬間がたくさんあって、好きベースで動いてる時が自分は1番幸せなんだということを初めて実感することができました。

それからはもっと好きをメインで選択していこうとシフトしました。


モデレーター(たじ):いいですね!今までは、それこそ良い会社に入るという世間の正解を選択するマインドだったから、役に立つかどうか、という観点で物事を選択していたけれど、好きなことを選択していくっていう、今までとは逆を選択するような変化があったんだなと思いました。



今のやりたいは“街づくり”

モデレーター(たじ):なんで街づくりをしたくなったかっていうところを聞いてみたいです。

なのは:今街づくりがしたいのは、日常的に自分が気を使わずに話せることで、みんながもっと幸せになったらいいなと思っているからです。

例えば自分が暮らしてる街で気軽に人と会って話せせたり、ちょっと街の人に優しくされたらハッピーになると思うし、そんな関わりが生まれる街を作りたいという想いがある。

それが必要なのは子どもだけではなくて大人もみんな必要だなと思ってたときに、たまたまそういうのをやってる人たちに出会って、よしやるぞ!って感じですね。


今は神戸の塩谷という場所で1階は古着屋さんや花屋さんというお店、2階部分が宿、ゲストハウス的な機能と地域の人たちが活動できるようなシェアスペースを作ろうとしてて、その階の管理は私がやる予定です。
町の人たちがふらっときて休んだりとか、おしゃべりできる場所を作りたいって思ってます。

大学を卒業後はそこに住んで活動するので、よかったらぜひ遊びに来てください!

塩谷Instagramアカウント:@sioyanoheso

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[執筆] 加藤 爽
[監修] 田島 聡士

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