ウィズコロナスポーツを作ろう プランニング編
大分ご無沙汰してしまいました。
色々書きたいネタはあるのですが、書くまでに腰が重い僕です。
今日は以前に作成した「ゆるスポーツの創り方」の事例が出来たので、ゆるスポーツの開発過程を解説させていただければと思います。
今回はプランニング編です。
キッカケを考えよう
以前の記事でも紹介しましたが、ゆるスポーツは社会課題を解決することを目的としています。
今回テーマとする社会課題は「ウィズコロナ」です。
外出自粛要請が解除され、さまざまな業種で新しい生活様式が求められています。僕たち、ゆるスポーツ協会も当然これらの対応が求められています。
幸い、ゆるスポーツは様々なアレンジが可能なため、既存競技をウィズコロナにアジャストしたルールに変えての提案は行っています。最近、ローンチしたARゆるスポーツはリモートで出来る表情筋を使うスポーツとして、すでに話題となっています。
しかし、ゆるスポーツ協会としてはやっぱりオフラインで行うウィズコロナスポーツが欲しい。ということで早速代表の澤田さんとミーティングをしました。
ちなみにゆるスポーツを開発する際のスタートとしては大きく4つがあると解説をしています。
①既存スポーツからの検討(例:ハンドソープボール、ゾンビサッカー)
②対象者からの検討(例:トントンボイス相撲、イモムシラグビー)
③道具・技術からの検討(例:◯✕スペース、顔借競争、ARゆるスポーツ)
④目的からの検討(例:シーソー玉入れ、ハンぎょボール)
もちろん、複合的に組み合わさったものになりますが、過去に開発したゆるスポーツのキッカケは上記のように分類されます。
今回であれば④になります。
「ウィズコロナ時代にオフラインで楽しむ」という目的のためのスポーツになります。
スポーツの主軸を考えよう
次に考えることはどのようなスポーツを作るかということです。
ウィズコロナのスポーツである以上、感染対策がなされているものでなければいけません。日本スポーツ協会のガイドラインによるとスポーツを行う際の注意点として、「十分な距離の確保」が挙げられています。つまりソーシャルディスタンスです。
ウィズコロナのスポーツにおいて、ソーシャルディスタンスは必須の要件と言えます。
また、「用具を共有しない。多くの人が触るような場所・物になるべく手を触れない」ということも書かれています。
これは困った…。手で触った用具を共有できないとなると球技はできないじゃん…
あれ?あるじゃん。ボールを手で触らないスポーツ!
ということで今回のスポーツの主軸はこれです!
「ソーシャルディスタンスを保ったサッカーのゆるスポーツ」
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