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「認知症」との関わり〜最近の悩み〜

こんばんわ。萩です。昨日、私の住む街はいよいよ氷点下となりました、、、。皆さま体調管理のためにたくさん寝ましょう。笑

最近の悩み

リハビリの仕事をする中で、対象者とリハビリの目標の話をすることがあります。
◯「外を歩いて買い物に行きたい」
◯「職業復帰できるようになりたい」
◯「車椅子でもいいから安全に生活したい」

個人によってリハビリの目的は変わってくるを思っています。自分の目標を明確に伝えられるのであれば、そこに必要な動作の練習。もっと絞れば、どこの筋力をつけなければならないか等、考えながらリハビリを進行していくことが多いかと思われます。

しかし、認知症を既に発症してしまっている方は、都合よくいかない場合が多いと感じます。
例えば
リハビリの目標を共有しようと思ってもうまくいかない、、、、。
どのような生活を今後送りたいのかが明確にわからない、、、、。
私自身は、そんな対象者にはどのようなリハビリを提供させて頂ければ良いか悩むことが多々あります。
●身体機能がこれ以上落ちないようにたくさん歩く。
●少しでも楽しいことをしようと思い、輪投げなどのアクティビティを行う。
色々の選択肢があるとは思いますが、対象者に対して何が一番良いのかは常に考えなければならないと感じるこの頃です。
現在、行なっていることは、対象者のご家族様にあった際に、
○昔はどのようなことが好きだったのか?
○どんな活動をしていたのか?
など、その人の病前の生活、これまでの人生の歩みを想像できるぐらいに聴取することを意識して取り組んでおります。

学生時代の恩師から助言にも
「その人の歩んできた人生を想像できるように』
とありました。
その言葉を胸に刻み、思考を止めずこれからも臨床現場で励んで行きたいと思っております。

最後に

認知症は現在600万人、MCI(軽度認知障害)は400万人いるとされています。
65歳を過ぎると25%はどちらかに当てはまるそうです。
MCIは今は、治る認知症と呼ばれております。
少しでも周りの方で疑いがありそうな方がいらっしゃったれば、早めに病院受診を促すなどの対応をとって頂ければと思います。
人生の最後まで自分らしい生活を送れるように。そんな願いを込めてこの記事を終わらせて頂きます。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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