「仕事は、50%くらいの力で回るようにしないと、続かないよ。」
私は、子どもの頃から健康優良児で、学校は皆勤賞だったし、大学時代はよくカラオケのオールナイトやってたし、働いてからも休日は目一杯遊びを詰め込んだり、協力隊でガーナに行ったり、いつも全力で生きていた。
それが、30代で持病が見つかり手術をしてから、疲れやすくなり、ちょっと無理すると熱が出るようになった。
その頃、私は個人事業主の一歩を踏み出したところだったから、そんな頻繁に体調が崩れたら困るんだよなあと、先輩経営者に相談したところ、
「頑張りすぎ。常に自分の力の50%くらいで仕事が回るように持っていかないと、事業なんて続かないよ」
と言われて、衝撃を受けた。
頑張りすぎ!?
頑張ってたつもりなんて全然ないんだけど。
で、人にみてもらったところ、
「あなたは、2tトラックから普通乗用車に乗り換えたようなものです。大体の人にとって、あなたの今の状態が普通なんです。」
と言われてまた衝撃を受けた。
周りに聞いてみたら、確かに、
「子どもの頃から余力を残して生きてきた」
っていう声が結構あって、またまた衝撃を受けた。
この話を友達にすると、「私は8tトラックだわ」とか、「私は原付くらいかも」とか、いろんなタイプが出てきて、やっぱりみんな違うんだなとわかって面白い。
聞いてみないとわからないこと。
私は、ようやく自分の普通乗用車を乗りこなせるようになったところ。
昔の名残で、2tトラックのつもりでいくと、すぐに体調崩しちゃうから、自分の体の声をよく聞くようになり、余力を残せるようになった。
昔は、全力精一杯やるのが当然と思っていたけど、それだけが正しい訳ではないと気づいた。
どっちでもいいんだろうけど、他人に強要しないように気をつけよう。
ご参考までに。
サポートありがとうございます! 神田の部室にもぜひ遊びに来てください♪