お子様の学習の「質」はどれくらい?たしかな「学習行動」を意識づけよう!
こんにちは🌞
今回は、学習の質についてのお話です。
これだけ勉強しているのに全然成績が上がらない!なんてことありませんか?保護者の方から見ても、「うちの子は確かに勉強はしてるはずだけど…」と悩んでしまうケースは少なくないようです。
そんな場合、もしかすると勉強のやり方や気持ちの持ち方に何か大きな問題があるのかもしれません。
成績は量だけでなく質も大切。その質を担保できる学習行動についてまとめてみました。自分は、もしくはお子様はいかがでしょうか?
チェックしてみましょう!🖊️
✅C層:学習習慣が身についている
〇学習量が担保されているか?
・学習開始時間が決まっている
・平日の学習時間が1時間以上
・休日の学習時間が2時間以上
〇我流に頼りすぎず、言われたことに素直にきちんと取り組んでいるか?
・宿題を必ずやる
・指示された方法で学習をしている
・復習を怠らない
〇目的意識を持っているか?
・計画、目標が定まっている
✅B層:「できない→できる」をめざして主体的に学習をする
〇できていないことに課題意識をもち、解決する行動ができているか?
・考査後・模試後に復習をしている
・疑問点を先生や友人に質問して解決する
〇課題の優先順位付けができているか?
・優先順位を決めて学習をする
〇わからない問題を解く際に、適切な方法でアプローチができているか
・古文・漢文は、主語の省略を述語から類推する
・数学の問題を解く際に、図やグラフを書いて考える
・英文を読む際に、前後の文脈から語句の意味を類推する
✅A層:なぜ?を考える癖があり、学びを深めることができる。答えを出すだけでなく、工夫した学習ができる
〇自分の考えを試す場として授業を活用することができているか
・授業の予習への取り組みが明確である
・授業でのノートの取り方が明確である
・授業に目標、目的をもって取り組んでいる
〇苦手分野を自己分析し、仮説を基にした学習計画を立案する
・考査後・模試後に復習をしている
・重要な項目を考えた学習をしている
・学習計画の見直しを行っている
〇自分で仮説を立ててから問題に取り組む
・国語の小説を、場面・情景や象徴表現に注意して読む
・数学の問題を解く際は、解き方を推測して解いている
・英文を読む際に、文章の構造を理解できるようにしている
※スタディサポート・学習状況リサーチを参考にして作成しました。
ただ机に向かうだけではNG
まずは授業・復習・テストのサイクルが軸となれているかどうかが肝心です。学校の勉強が入試に関係あるかどうかではありません。学校生活を中心として、生活習慣を形作っていくこそが肝なんですよね。
そして、そのサイクルが確立できれば、あとはその質を高めていくこと。テストをやりっぱなしにしないこと、授業をもっと大切にすること、宿題に臨む際の頭の使い方を見直すこと……といった感じでしょうか。
ということで今回は以上です。
学習行動を見直して質を高め、成績アップにつなげていきましょう!
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