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ペーパンのこと

突然ですが…

米飯 ←何と読むかわかりますか?

答えは「ぺーぱん」
旭川市21世紀の森から旭山動物園方面に流れるペーパン川沿いにある旭川市東旭川町豊田、米原、瑞穂という三地区の総称です

ペーパンの語源はアイヌ語で

ぺ パン(pe-pan 水 飲む -「飲み水」の意味)説と、ペー パン ペッ(pe-pan-pet 水 あまい 川)のペッ(pet 川)が略された説の二説がある。パン(pan)には、味が薄いという意味もある。(※旭川市教育委員会)

だそう

地元の方の会話の中で初めて耳にした時から私はこの「ぺーぱん」という音が好きなのですが、4月に協力隊になったばかりの頃たまたま大雪カムイミンタラDMOさんの事務所でこんなものを見つけてしまい…

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「米飯製炭所」「ペーパン木炭」その字面やパッケージの可愛さと「旭川で作ってる炭があるの!?」と興味深々

早速調べてコンタクトを取り、5月上旬、炭焼きを見せていただきました!

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幾度かの失敗を繰り返したのち、山林を切り出して山に続くように作られた炭窯

無骨なようで柔らかいような、私の目にはとても美しく見えました

ここで炭を焼く大橋さんは埼玉県ご出身で、カクカクシカジカを越えて林業に携わる中で、縁がつながり2016年からこの地で窯を作り始めて2018年より木炭の販売を始めたそうです

大橋さんがInstagramに書いていた、

"どんな道を辿ってきていても遅かれ早かれ炭を焼くことになっていたんじゃないか"
https://www.instagram.com/p/CM7Bma-lV_y/?utm_medium=copy_link

という言葉がすごく好き

私が旭川に移住してきたことにも、通じている気がする


私が訪れたのは、今シーズン最後の炭焼き真っ最中のときでした(ラッキー!)

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大橋さんは、秋から冬にかけてここで炭を焼き、夏の間は林業を続けているそう

山を育て、木を切り、炭を焼く

なんと素敵なんだろう
とても真っ直ぐそう感じました

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米飯製炭所ではナラとカエデ、切炭とバラ炭を販売しており、色々と教えていただいてナラの切炭とバラ炭を購入

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バラ炭は火付きがよく、切炭はとても火持ちがいい

煙がほんとに少ないので、肉や野菜が煙臭くならずにすっごく美味しい!

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燃える姿も響く音も、美しい

我が家はその後2度追加購入して焼き台と共にいつも車に乗せているのですが、ちょっとした悪路を走ると後ろからカラカラカラと聞こえて来る炭の音すら愛おしい…!


米飯製炭所の木炭は、

▼道の駅ひがしかわ「道草館」
http://www.welcome-higashikawa.jp/michikusa/

▼キトウシ森林公園家族旅行村
https://www.kazokuryokoumura.jp

▼煙筒の横山
https://entotuya.com

▼マルカフーズ
https://maruka-foods.com

▼ミチヒト[追記]


にて購入が可能です

まずはバラ炭を試してもらえたらとのことで、切炭の店頭販売は煙筒の横山さんのみですが、米飯製炭所のホームページからの注文も可能です

米飯製炭所
https://www.peipancharcoal.com



ずっと使い続けたい、そう思うモノに出会えたときの喜びって特別ですよね

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